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「どうやって生き延びた?」最も危険な登山ルートで遭難、立ち入り禁止区域で10日間の孤立生活

荒巻俊 アクセス  

10日間「これ」を食べて耐えた

山から救助された18歳の登山客を救ったもの

引用:iclickart*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:iclickart*この画像は記事の内容と一切関係ありません

中国の10代の登山客が、ある山岳地帯の立ち入り禁止地域で行方不明になってから10日後に救助された。彼は捨てられた食べ物や川の水、歯磨き粉を口にしながら生き延びたという。

27日、中国の「ジムニュース」を引用した香港の「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」の報道によると、平均標高約2,500mの中国・秦嶺(しんれい)山脈一帯を登山中に行方不明となったA氏(18歳)が、10日後に救助された。A氏は溶けた雪、捨てられた食べ物、歯磨き粉だけを口にして生き延びたと伝えられた。

今月8日に1人で登山に出発したA氏は、2日後に電子機器のバッテリーが切れ、家族との連絡が途絶えた。山中で孤立したA氏は、小川に沿って歩いている途中に何度も転倒し、右腕を骨折する事故にも遭った。

強風を避けるため、大きな岩陰に身を隠し、乾いた落ち葉の上に横たわり耐えていたA氏は、17日に救助隊員によって発見された。A氏が火を起こして煙を上げ、「助けてくれ」と叫んだことで、A氏の家族の要請で捜索に出ていた救助隊がその姿を確認し、無事救出することができた。

報道によると、A氏が挑戦した「アオ山」と「太白山」を結ぶ登山ルートは、中国で最も難易度の高い5大ルートの1つとされている。過去20年間で、このルートに挑戦した約50人が行方不明または死亡したと報告されている。SCMPは、A氏がこの地域で遭難した後、救助された初の人物である可能性が高いと推測した。

2018年、地域当局はこの地域への登山客の立ち入りを禁止し、これに違反した場合は行政処分を下すと発表した。それにもかかわらず、一部の冒険好きな登山者は依然としてこのルートに挑戦し続けていたという。

ここ1年で登山への情熱を高めてきたというA氏は、中国の有名な雪山3か所の登頂に成功したと語った。彼は、今回登った場所が立ち入り禁止区域だとは知らなかったとし、この場所に挑んだ動機は単に「挑戦するため」であったと主張した。

A氏は救助された後、SNSを通じて「事件後、恐怖に襲われた」と述べ、「この地域は登山には全く適していない。風が非常に強く、雪が非常に重いため、目を開けることさえ困難だった」と語り、「全ての登山者に伝えたい。命は非常に貴重だ。絶対にこの場所へ行かないでほしい」と呼びかけた。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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