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復縁を拒否され元カノにガソリン放火…重度の火傷を負わせた男に懲役下るも「僕が出所したら…」

荒巻俊 アクセス  

引用:揚子晩報
引用:揚子晩報

中国で、ある女性が元交際相手からの復縁要求を拒否した後、元交際相手にガソリンをかけられ全身火傷を負った事件が話題となった。元交際相手が一審で懲役12年の判決を受けたことを受け、被害女性が控訴し二審が始まった。病床で闘病中の被害女性は、無期懲役を求めて訴えている。

22日、揚子晩報など中国メディアによると、復縁を拒否した元彼女のチョン氏(28)にガソリンをかけ火傷を負わせた容疑で起訴され、一審で実刑判決を受けたタン容疑者(29)の控訴審公判が、この日中国・湖北省の恩施市中級人民法院で開かれた。先の一審ではタン容疑者に「故意殺人罪」を適用し、懲役12年が言い渡された。

裁判所によると、チョン氏は2020年に他地域で働いていた際、同郷出身のタン容疑者とインターネットで知り合い交際を始めたが、タン容疑者の度重なる暴言や罵倒に悩まされ、2023年に別れた。タン容疑者は別れた後も何度もチョン氏に復縁を求めたが、チョン氏はこれを拒否し続けた。

すると、タン容疑者はチョン氏に携帯電話で脅迫的なメッセージを送ったり、チョン氏の職場まで押しかけて暴行を加えたりした。チョン氏の通報を受けて出動した警察に制止されたタン容疑者は、チョン氏に携帯電話で「俺は死ぬことも怖くないのに、警察が怖いと思うか」とメッセージを送り、翌日、チョン氏の職場に押しかけてガソリンをかけ火傷を負わせた。

全身の69%に火傷を負ったチョン氏は2か月間昏睡状態に陥った。20回以上の手術を受けたチョン氏は、現在も病床に横たわったままだという。タン容疑者の犯行はチョン氏とその家族の生活を破壊した。チョン氏の祖母はショックで倒れ、数か月後に亡くなり、母親は病気のチョン氏と知的障害のある妹の世話をしながら、治療費として50万元(約957万7,794円)以上を負担した。

一審裁判所は「被告は被害者とその家族に深刻な危害を加え、その犯行は残虐で悪質であり社会的に有害である」としつつも、「殺人は未遂に終わり、被告が犯行後に被害者を救助しようとした状況があり、治療費の一部を支払った」として減刑の余地があると判断した。

中国刑法の故意殺人罪は死刑、無期懲役または10年以上の有期懲役に処され、比較的軽微な場合は3年以上10年以下の有期懲役に処される。民事裁判でタン容疑者はチョン氏に医療費など50万元を賠償することで和解した。しかし、タン容疑者は裁判過程で殺意を認めず、被害者席に向かって「12年なんて大したことない。俺が出所したら…」と言うなど、チョン氏を脅迫したという。

これを受け、チョン氏が控訴し控訴審が始まった。チョン氏は包帯でぐるぐる巻きにされた指を必死に動かし、控訴状に指印を押した。控訴審では、犯行後にチョン氏を救助しようとしたというタン容疑者側の主張を巡る攻防が続くとみられる。チョン氏は「彼に重刑を科してほしい」と無期懲役を求めて裁判所に訴えた。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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