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2025年05月03日土曜日
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「目は口ほどに物を言う」は本当だった!瞳孔でサイコパスを見抜けることが科学的に判明

引用:江南タイムズ

心理学者らが、「瞳孔」の反応からサイコパス傾向を判断できると明らかにした。

27日付デイリー・メールによると、英国カーディフ大学とスウォンジー大学の心理学部共同研究チームが最近、サイコパス傾向の犯罪者と一般の犯罪者の瞳孔反応を比較研究した結果を発表した。

研究チームは、サイコパス傾向の犯罪者と一般の犯罪者に対し、恐ろしく衝撃的な写真を見せ、瞳孔の反応の違いを観察した。

その結果、サイコパス傾向の犯罪者は、嫌悪感を抱く写真を見ても瞳孔が拡張しなかった。一方で一般の犯罪者は、写真を見ると自然に瞳孔が拡張した。

研究を主導したダン・バーレイ博士は「この特徴は『サイコパスの目つき(psychopathic stare)』と呼ばれる」とし、「多くの人が不快に感じる場面でも冷淡な態度を示すのが特徴だ」と説明した。

さらに「瞳孔は人の感情の状態を反映する生理的指標で、衝撃や恐怖を感じると拡張する」と述べ、「サイコパス傾向の犯罪者の場合、脅威に対するこの生理的反応が減少している」と語った。

彼は「多くのサイコパス傾向の犯罪者は大胆で冷酷な態度を示す」とし、「恐怖の感情がないと大胆に行動しやすくなる」と強調した。

興味深いのは、サイコパス傾向の犯罪者でも、肯定的な画像を見る際には一般人と同様に瞳孔が拡張した点だ。

研究チームは「サイコパスはすべての感情に鈍感なわけではない。脅威的、または恐ろしい刺激にのみ無感覚な特性を示す」と分析した。

また「サイコパスは必ずしも暴力的または犯罪傾向があるわけではなく、外見上魅力的で落ち着いて見えることもある」とし、「一般的に他者を操る驚異的な能力を持ち、そうすることに喜びを感じることもある。一般人が簡単に見分けるのは難しい」と付け加えた。

研究チームは「今回の研究は今後、サイコパス傾向をより効果的に評価するために矯正施設や臨床現場にて活用できると期待している」と述べた。

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