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2025年05月02日金曜日
ホームトレンド「写真と全然ちがう」中国の格安ホテル、詐欺級の誇大広告に大炎上

「写真と全然ちがう」中国の格安ホテル、詐欺級の誇大広告に大炎上

中国の「棺桶ホテル」が誇大広告で物議

中国・北京のあるホテルで販売されている95元(約1,900円)の「シングルルーム」が誇大広告の問題で物議を醸している。

海外メディア「上游新聞」の報道によると、現地のネットユーザーA氏が北京のホテルで95元の「シングルルーム」を予約したところ、驚くべき経験をしたという。

予約した際には部屋が狭いことは知らされていたが、実際に目にしたのは窓もエアコンもない幅50cmの「棺桶のような部屋」だった。

引用:上游新聞
引用:上游新聞

A氏は「非常に狭い部屋に大きなショックを受けた」と語り、「幅が約50cmしかなく、体を反転させるのも困難だった」と述べた。さらに「建物内を見回ると、雑多な物を保管する倉庫の隅にまた似たようなスペースがあった」と付け加えた。

公開された写真を見ると、A氏が予約した部屋は壁と壁の間に狭いベッド一台がかろうじて収まっているだけだ。ウェブサイトに掲載されていた部屋とは一目で違うことが分かる。

問題が表面化すると、ホテル側は「この価格帯の部屋は小さく、窓もエアコンもないため1泊95元だ」と説明し、「予約サイトに掲載した写真と宿泊タイプの説明は参考用だ」と主張した。

実際と異なる部屋の様子を「参考用」として宣伝する「誇大広告」の疑惑に対しては、「サイトに記載された部屋情報は一般的な状況に過ぎない」とし、「サイト運営者と相談の上、(A氏に)宿泊費を返金した」と釈明した。

これに対し北京のある弁護士は、「予約サイトに表示された情報が実際と著しく異なる場合、消費者には法律に基づいて賠償を求める権利がある」との見解を示した。

さらに「事業者が部屋の形状が狭く、窓がなく、設備が劣悪であることを知りながら事実を公表しなかった場合、消費者を欺いたことになり、詐欺罪にあたる可能性がある」と付け加えた。

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