
早く自分を引き取ってほしいと、切なげな眼差しで見つめる野良猫の赤ちゃん。
通りすがりの人々を見つめる野良猫の眼差しがあまりにも切実で、思わず目を離せなくなる。
これほどまでに切実な眼差しを向けるこの野良猫の赤ちゃんには、一体どんな事情があるのだろうか。

この子猫は、アメリカのネバダ州にある動物保護施設ネバダSPCA(Society for the Prevention of Cruelty to Animals)で保護されているという。
切実な眼差しを向けるこの子猫の名前はシャイエン(Cheyenne)。路上をさまよう浮浪生活をしていたが、偶然保護され、現在の動物保護施設に保護された。
その後、里親宅に移されたシャイエンは、里親の腕に抱かれるたび、自分の飼い主になってほしいと切実な眼差しを向けていた。

残念ながら里親には個人的な事情があり、正式な譲渡はできない状況だったが、里親が猫を飼っている友人に相談したところ、幸いにもその友人が譲渡を決意したという。
譲渡を決意した友人は、自分の飼い猫に仲間を作ってあげたいと考えており、ちょうどシャイエンの話を聞いて譲渡を決めたそうだ。
一生浮浪生活を送るところだったが、奇跡的に保護施設と里親を経て本当の家族に出会えたシャイエン。新しい家庭で、健康で幸せな生活を送れることを願う。