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2025年06月13日金曜日
ホームトレンド【ショック】男女問わず"女性的な顔立ち"の方がモテると判明…性的指向関係なく1,502人が選んだ魅力の正体とは

【ショック】男女問わず”女性的な顔立ち”の方がモテると判明…性的指向関係なく1,502人が選んだ魅力の正体とは

引用:実験心理学ジャーナル
引用:実験心理学ジャーナル

他人の顔を評価する際、性別を問わず、女性的な顔立ちは男性的な顔立ちよりも魅力的に見える傾向があるという研究結果が発表された。研究チームは、女性的な顔がポジティブな印象を与えやすいことが、この傾向に影響していると分析している。

この研究は、米国の学術誌『実験心理学ジャーナル(Journal of Experimental Psychology: General)』に最近掲載されたもので、異性愛者、同性愛者、両性愛者といった性的指向の異なる複数のグループを対象に調査が行われた。その結果、男女問わず、いずれのグループも女性的な外見をより好む傾向が見られたという。

研究チームは、同一人物の顔写真をコンピューターグラフィックス技術で加工し、女性的な特徴を強調した顔と、男性的な特徴を強調した顔の2種類を作成した。その後、実験参加者にこれらの画像を提示し、「どちらの顔がより魅力的に感じられるか」を選ばせた。

研究において、女性的な顔は小さく狭い顎、高く弧を描く眉、突出した額、頬と顎の滑らかな曲線などの特徴によって定義された。一方、男性的な顔は広く角ばった顎、濃く太い眉と眉骨、大きく尖った鼻、広い額といった特徴を持つとされた。

実験結果からは、性別・性的指向・人種に関係なく、女性的な外見を好む傾向が確認された。ただし、その好みの強さには集団ごとに差があり、例えば若年層のイギリス人女性は、女性的な顔立ちをした男性をより魅力的に感じる傾向が強かった。

この結果について研究者らは、ある人物の目立った特徴が、その人全体の印象に影響を与える「ハロー効果」が働いていると説明している。つまり、女性的な顔立ちの人物ほど、親しみやすさや信頼感といったポジティブなイメージが連想され、それが魅力の評価に影響を与えたということだ。

研究チームは「外見は単なる容姿にとどまらず、その人の性格やライフスタイルなど、様々な要素を推測させる」とし、「女性的な顔立ちは人々の間でポジティブな性格傾向と関連付けられやすいため、より魅力的だと評価される」と説明した。

この研究は、名古屋大学とイギリスのスターリング大学による共同研究チームによって行われた。研究には、日本とイギリスに住む計1,502人が参加した。研究チームは文化的・性的多様性を考慮し、様々な性的指向を持つ参加者を含めて調査を行い、顔の好みに影響するあらゆる要因を検証した。

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