
アメリカのあるディスクゴルフ場にサメが落下するという出来事が発生し、話題を呼んでいる。サメを捕らえた後、飛んでいた鳥が落としたものと推測されている。
11日(現地時間)、「ザ・サン」などの海外メディアによると、先月18日、アメリカ・サウスカロライナ州のあるディスクゴルフ場の11番ホール付近に、空から突然、死んだサメが降ってきた。現場にいたジョナサン・マロウィ氏は「最初は魚だと思った」と語った。
マロウィ氏が発見したのは、シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)だった。頭の左右にハンマーのように突き出た部分があり、ハンマーシャークとも呼ばれる。世界中で10種類が生息しているとされ、そのうちのいくつかはアメリカ南部の大西洋沿岸に生息している。
シュモクザメは最大3.5mまで成長するが、このディスクゴルフ場で発見されたサメは片手で持てるほど小さかった。このシュモクザメはミサゴに狩られたと見られている。報道によると、ミサゴがシュモクザメを爪でつかんで、飛んでいる途中で落とし、その姿をちょうどマロウィ氏が目撃したという。
このディスクゴルフ場によると、ヘビやアライグマ、ワニなどの野生動物は地域のゴルフ場でよく見かけるが、珍しいサメを目にするのは一生に一度の経験だという。マロウィ氏は「サメが空から落ちてきたのが本当か何度も確認した」と述べ、「ミサゴが再び戻ってサメを探しに来るかもしれないと思い、サメをそのままにしておいた」と話している。
ディスクゴルフは、ゴルフボールとゴルフクラブの代わりにフライングディスク(フリスビー)を手で投げ、設定されたコースの目標バスケット(かご)に最小の回数で入れることを目指すスポーツである。