「日本一まずいサイダー」という汚名を着せられた「餃子サイダー」が再び話題を呼んでいる。
先日10日(現地時間)、香港のウェブメディアであるBastille Postの報道によると、日本に在住する台湾出身の作家、張維中(チョウ・イチュウ)氏は最近餃子サイダーを飲んだ後、自身のSNSに「1秒で目が覚める飲み物」という感想を投稿した。
張氏は「宇宙最強の覚醒ドリンクに出会った」とし、「眠気を吹き飛ばすには、これ以上の飲み物は存在しない」と書いた。

さらに「一口飲んだ瞬間、複雑な味の層が波のように押し寄せてくる。最初にニンニクと酢の香りが漂い、すぐにかすかな餃子の風味が感じられ、その後甘くて油っぽい泡が広がる」と説明した。
そして「餃子サイダーを飲めば、味覚の限界に挑戦することになるだろう」と付け加えた。
また「もし誰かの記憶に永遠に残りたいなら、この飲み物をプレゼントしろ。ただし、友情を壊したくなければ、慎重に選ぶべきだ」と警告もした。
SNSで流行のように広まっている「餃子サイダー」は、421円(税込)で販売されている。
あるネットユーザーが共有した写真によると、餃子サイダーのラベルにはこんがり焼かれた餃子が5つほど描かれている。サイダーの色は蒸し器で餃子を蒸した後の底の残り汁を思わせる色合いだ。
なお、この飲み物は「餃子の街」として有名な宇都宮の特産品で、以前流行った醤油サイダーの後継として注目されている。