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2025年06月23日月曜日
ホームトレンド【大災害の噂もどこ吹く風】訪日外国人、5月は過去最多369万人突破!韓国人がまたも最多で1位

【大災害の噂もどこ吹く風】訪日外国人、5月は過去最多369万人突破!韓国人がまたも最多で1位

引用:depositphotos
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「大災害」の噂が広がる中、それにもかかわらず日本を訪れた外国人観光客数は、5月時点で369万3,300人に達した。これは5月として過去最多であり、国別では韓国人が最多だった。

18日、NHKなど現地メディアは日本政府観光局(JNTO)が5月の訪日外国人数が前年同月比21.5%増加したと報じた。先月の数字は過去最高を記録した今年4月(390万8,900人)より減少したものの、5月としては過去最多となった。

国別では韓国人が最多の82万5,800人だった。韓国人観光客は3月まで2か月連続で首位を維持していたが、4月に中国に首位を譲り、5月に再び1位に返り咲いた。特に5月の韓国人観光客数は前年同月比11.8%増加した。

中国人は計78万9,900人で2位となり、前年同月比44.8%増加した。3位は台湾(53万8,400人)で、以下アメリカ(31万1,900人)、香港(19万3,100人)、タイ(10万8,100人)と続いた。JNTOは韓国人観光客増加の要因として、忠清北道清州(チュンチョンブクドチョンジュ)と茨城県、北海道帯広市を結ぶ航空路線の就航を挙げた。また、仁川(インチョン)-成田間の増便や仁川-富山間のチャーター便運航なども影響したと分析した。NHKは、労働節連休の影響で中国人観光客が大幅に増加し、アメリカ人観光客も日本旅行の人気上昇により前年同月比26.3%増加したと伝えた。

外国人観光客のうち、前年比で減少したのは香港のみだった。NHKは、香港で日本で大災害が起こるという根拠のない噂が広まり、香港からの観光客が前年同月比11.2%減少したと報じた。秡川直也観光庁長官は、「韓国や中国でも同様の噂が広まっているが、訪日観光客数の減少にはつながっていない」と述べ、「今後も状況を注視し、正確な情報発信に努めていく」と語った。

2021年以降、日本や近隣の東アジア諸国のインターネット上では、今年7月に日本で大規模な地震・津波が発生するという噂が広がり続けている。以前、日本の漫画家・たつき諒氏は、1999年に出版した『私が見た未来』で、自身の予知夢に基づき、2011年の東日本大震災や2020年の新型コロナウイルスの流行を予言していたのではないかという声が上がっていた。たつきさんが2021年に出版した『私が見た未来完全版』で、今年7月5日に日本で大規模な津波が発生すると予言している。

日本政府の地震調査委員会は今年1月の発表で、静岡県沖の南海トラフで周期的に発生する地震に言及し、今後30年以内に地震が発生する確率を80%と分析した。日本土木学会は11日の報告書で、南海トラフで大地震が発生した場合、昨年の日本のGDPの2.4倍に相当する経済的損失が生じ、復興に22年を要すると警告した。

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