米手羽先専門店の前で雌鶏救出
「運命のいたずら」と話題に
米国の手羽先専門レストラン「バッファロー・ワイルドウィングス」の店舗前に現れた雌鶏が保護された。
ニューヨーク・ポストによると、20日(現地時間)、アイオワ州最大の非営利動物保護団体「アイオワ動物救助連盟(ARL)」が保護の事実をSNSで公表し、関心を集めている。

ARLはフェイスブックへの投稿で「本日、デモイン市SE14番街のバッファロー・ワイルドウィングスの店舗前で確認された雌鶏の保護に向け、ARL動物サービスの職員が出動した」と説明し、現場と保護後の状況を写した2枚の写真を公開した。
公開された写真には、店舗入口前に立つ雌鶏と、保護後に施設に収容された様子が撮影された。
「バッファロー・ワイルドウィングス」は各種ソースで味付けした手羽先で知られるスポーツバーテーマのレストランである。店舗前での雌鶏保護を受け、ネット上では「皮肉な状況だ」、「食卓に上る寸前だった」、「無事に保護されてよかった」といった意見が相次いだ。

保護は一般市民の通報により実現した。
この市民は、雌鶏が「バッファロー・ワイルドウィングスの21種類のシグネチャーソースのいずれかにつけ込まれないよう」迅速にARLに連絡したという。
雌鶏は現在、ARLの保護下で治療と保護措置を受けており、新たな飼育先の募集が進められている。
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