
米電気自動車メーカーのテスラがロボタクシーサービスを本格稼働させる中、決済ページに「イースターエッグ(隠し機能)」を仕込んでいたことが明らかになった。
23日(現地時間)、米ビジネスインサイダーによると、「モデルY」車両が制限区域内で運行し、一部のインフルエンサーに試験サービスを提供しているという。

X(旧Twitter)に投稿された利用レビューによると、ロボタクシー利用者のスマートフォン画面には星評価とレビュー欄、そして事前設定された金額でチップを支払えるボタンが表示される。
ユーザーがチップ支払いボタンを押すと、「冗談だよ(Just Kidding)」というメッセージとともにサングラスをかけたハリネズミのキャラクターが現れる。これは、ユーザーを楽しませる「イースターエッグ」の一種だ。
この仕掛けは、ロボタクシーより高額な料金で運行されるウーバーやリフトなどの既存の配車サービスで、チップを要求される文化を皮肉っているようだ。
テスラの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏は「入れないわけにはいかなかった」と笑いを交えてコメントし、この機能を紹介する動画を共有した。
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