【引用:Wolgansan】「トリップアドバイザー」で訪問者の70%が満点を付けた場所、バッハアルプゼー(バッハアルプ湖)。世界最大の旅行レビューサイトでは、訪れた旅行先の評価を付けるようになっており、10人中7人が最高評価を付けたのがこの湖だ。世界的に認められた、訪れて後悔しない名所と言える。フィルストから3km歩くと湖に到達する。フィルスト(2,184m)からバッハアルプゼー(「ゼー」はドイツ語で湖の意、2,266m)までの標高差はわずか82mだ。登山で3kmの間に82mの標高差を上げるのは、比較的容易な部類に入る。1時間程度で到達可能だが、登山者基準では簡単、観光客基準では通常レベルと言える。フィルストから2,000m台の斜面に沿って登る山道があり、独特な場所に湖がある。キングコングが卵を慎重に守るかのように、ファウルホルン(2,681m)やレーティ(2,757m)など険しい稜線に囲まれた湖が、バッハアルプゼーだ。
【引用:ミン・ミジョン】山を登っている間は見えないが、緩やかな山道を登れば隠れた絶景の湖が現れる。青々とした草原と色鮮やかなの野生の花々、サファイアのように輝く水面が織りなす景色に、皆思わず「うわぁ!」と感嘆の声を上げてしまう。湖のそばを通る山道をさらに少し登ると、湖を見下ろすことができる自然の岩展望台に到達する。ここからは、バッハアルプゼーのはるか向こうに、堂々とした尖峰ヴェッターホルン(3,701m)とシュレックホルン(4,078m)が姿を現す。アルプスでも滅多にないとされる黄金比に近い風景のため、アルプス旅行でバッハアルプゼーを訪れないと後々後悔することになるだろう。パリ旅行でエッフェル塔の記念写真が必須なように、スイス旅行の必須コースがバッハアルプゼーなのだ。
【引用:Wolgansan】もう一つの名所はフィルスト。尾根の頂上にある天然の展望台であり、レストランや宿泊施設、様々なアクティビティ施設がある観光スポットだ。圧倒的なヴェッターホルン稜線の眺望を楽しみながら、テラス席でワインを味わったり、スリル満点の透明展望台クリフウォーク(Cliff Walk)で記念撮影をしたりするのが、ここでの必須体験として挙げられる。下山は来た道を戻る。ただし、ハイキング出発地点のフィルストにはゴンドラでしか行けない。グリンデルワルトへ向かう最終便の時間をしっかりと確認し、余裕を持ったスケジュールを立てることをお勧めする。フィルストには、ゴンドラ駅と展望台を兼ねた山小屋ホテル兼レストランが一軒ある。ここに一泊すれば、静寂に包まれたアルプスの展望台から、夕焼けや星空、忘れられない日の出を独り占めできる。フィルストは有名な観光地のため、ゴンドラの運行時間中は観光客で賑わう。しかし、ゴンドラの最終便が出た後は、天国のような絶景を静かに一人占めできるのだ。
【引用:Wolgansan】高山病:標高2,184mから2,266mまで標高差82mのコースであるため、高山病になる人は少ない。道案内:案内標識が整備されており、道に迷うことはほとんどない。訪問者の9割がバッハアルプゼーへのハイキングを目的としている。靴:未舗装の林道と山道が交互に続くが、比較的傾斜は緩やかだ。運動靴でも十分歩ける初心者向けコースだが、登山靴ならさらに安全で、足の負担も軽くなる。必要な装備:コースが短く、水さえあれば十分。日差しの強い場所を歩く時間が長くなるため、日焼け止めや帽子、サングラスは必携だ。所要時間:湖まで約1時間、往復で約2時間かかる。アクティビティ:スピード感あふれるフィルストフライヤー、スリル満点のフィルストグライダー、景色を楽しみながらカートの楽しさも味わえるマウンテンカートやトロッティバイクなど、様々な楽しみがあるアクティビティの宝庫だ。ユングフラウVIPパスがあれば利用料金の割引も受けられる。
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