
深夜になっても帰宅しない妻のことが心配になった夫が駐車場に向かったところ、別の男性と全裸の状態でいる妻を目撃したという衝撃的なエピソードが伝えられた。
1日、シンガポール新聞「聯合早報」は、同国地方裁判所にてこの日、他人に傷害を負わせた容疑と、公共の場でのわいせつ行為の罪に問われたシェ・シュシャー被告(50)に対する初公判が開かれたと報じた。
起訴状によると、被告は昨年6月29日午前2時13分頃、シンガポール・セカン地区コンパスベール・ボウ278番地にある立体駐車場で、車を乱暴に運転したという。車のボンネットの上に乗っていた男性ウ・ヨンション氏を道路に振り落とし、顔や手、膝、胸などに擦り傷を負わせた疑いがもたれている。
ウ氏は事件当日の夜、妻と連絡が取れず心配になり、自ら妻を探しに外に出た。すると、以前にも妻を自宅まで送ったことのある見覚えのある車を駐車場で目にし、不審に思って撮影を開始したという。
ウ氏は「最初は車の中に人がいるとは思わず、車の横に立って動画を撮り始めました」とし「その後、車に近づいてみたところ、2人が全裸でいることに気付きました」と説明した。
ウ氏は車のドアを開けようとしたが施錠されており、2人に車から降りるよう求めたものの拒否されたという。その後、被告が車を発進させようとしたため、ウ氏はボンネットの上に乗ったのだ。しかし、被告はそのままアクセルを踏み続け、最終的にウ氏は落下したとされている。
被告は、危険運転の容疑については無罪を主張する一方、公共の場での全裸行為については有罪を認めたとされる。
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