
イギリスで、民泊プラットフォームのエアビーアンドビーを通じて予約された宿泊施設において、8人が利用すると申告していたにもかかわらず、実際には200人がパーティーを開催する事態が発生し、物議を醸している。
Newsisの報道によると、6日付のイギリスのデイリー・メールは、ロンドンにある定員10人の民泊施設でこのような騒動が起きたと伝えた。
宿泊施設を運営するマット・ジェネシス氏(33)は、1泊450ポンド(約9万円)で予約を受けた。8人が利用すると言われ信じていたジェネシス氏だが、後に近隣住民の通報で200人以上が招かれていたことを知ることとなった。
近隣からの通報を受けて宿泊施設に向かったジェネシスは、通りを埋め尽くす150人以上を目の当たりにした。その後も6〜8人乗りのミニバスが次々と村に到着。全員がジェネシス氏の施設に入ろうとしていた。
ジェネシス氏は「施設にはCCTVが設置されていたが、客が入るとすぐにWi-Fiを切ったため、作動しなかった」と述べた。
酔った客らはビリヤード台の緑色のクロスに穴を開け、照明やカーペットなどにも損傷を与えた。
客の退去後、スタッフ3人が12時間かけて清掃を行い、約2,000ポンド(約40万円)相当の被害が発生した。
ジェネシス氏が受け取った金額は宿泊料と損害保証金250ポンド(約5万円))のみだった。
深夜まで続いたパーティーに近隣住民も激怒。ジェネシス氏は住民たちにも謝罪せざるを得なかった。
エアビーアンドビーの調査では、今回の予約は第三者経由で行われ、正規のプラットフォームには記録されていなかったことが判明した。
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