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2025年07月14日月曜日
ホームトレンド【信仰の闇】「神からの贈り物」と称し女性信者に性的暴行、2,000人信者抱える教祖に有罪判決

【信仰の闇】「神からの贈り物」と称し女性信者に性的暴行、2,000人信者抱える教祖に有罪判決

引用:ニューシス
引用:ニューシス

英国スコットランド・リビングストン高等裁判所は、教会牧師ウォルター・マソチャ被告(61)に対し、強姦未遂と性的暴行の罪で有罪判決を言い渡したと、2日(現地時間)、スコットランド地元紙『スコティッシュ・サン』が報じた。

裁判所は今月28日の最終判決まで、被告の勾留を命じた。

マソチャ被告は2006年から2012年にかけて、スコットランド・スターリング地域の自宅などで女性信者2人に性的暴行や強姦を行った疑いがある。

現在39歳の被害女性は、20歳だった当時、自宅で初めて被害を受けたと証言した。被告は顔を掴んで舌を口に押し込み、2階に上がる際に尻を叩き、寝室に連れ込み強姦を試みたとされた。

また、別の被害女性(58)は、被告から「神が君を贈り物として与えてくれた」、「私の聖なる唇にキスしなさい」と命じられ、悪魔を追い払い祝福を与えると言って体を触られたと証言した。

被害女性の弁護士は「ウォルター・マソチャは単なる牧師や説教者ではなく、権力と地位を利用し疑われないと考えていた性的捕食者だった」と述べた。

スターリング大学で会計学講師を務めていたマソチャ被告は、被害女性らの証言を虚偽だと主張している。

ジンバブエ国籍の被告は2007年、スコットランドでアガペ・フォー・オール・ネイションズ教会(The Agape for All Nations Church)を設立し、2,000人以上の信者を抱える団体に成長させた。教団トップに就任後は英国、米国、カナダ、アフリカ各国にも拠点を設け、信者らは被告を「父(daddy)」と呼んでいたという。

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