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2025年07月15日火曜日
ホームトレンドスポーツトランプ氏、決勝セレモニーで「主役気取り」のサプライズ行動で物議…FIFA会長の必死のジェスチャーも無視、困惑する選手たち

トランプ氏、決勝セレモニーで「主役気取り」のサプライズ行動で物議…FIFA会長の必死のジェスチャーも無視、困惑する選手たち

2025年FIFAクラブワールドカップの決勝でチェルシー(イングランド)がパリ・サンジェルマン(フランス)を3-0で圧倒し、優勝トロフィーを掲げた。しかし、その歓喜の瞬間に割り込むかのように「中央の主役」を演じたのは、まさかの人物だった。

セレモニーの中心に立ち続けたのは、試合を観戦していたドナルド・トランプ米大統領。選手の祝福ムードに「割り込んだ」として、SNSを中心にファンの怒りを買っている。

引用:GettyimagesKorea
引用:GettyimagesKorea

トランプ大統領はジャンニ・インファンティーノFIFA会長と共に試合を観戦し、表彰式では優勝メダルを選手に授与。主将リース・ジェームズには直接トロフィーを手渡すなど、まるで主役のように振る舞った。

本来なら表彰者はトロフィーを渡したあと退くのが通例。しかし、インファンティーノ会長が横へ下がるようジェスチャーを送っても、トランプ大統領は表彰台の「ど真ん中」に居座り続けた。

その結果、ジェームズは困惑した表情を浮かべ、選手団も明らかに動揺。トランプ大統領が隣に立ったままトロフィー掲揚を行う「異例のセレモニー」となった。

さらに、試合で2ゴール1アシストの大活躍を見せたコール・パーマーの顔を遮る位置に立っていたことで、ファンの怒りは一層ヒートアップ。

SNS上では「自分が選手のつもりか?」「空気が読めてなさすぎ」といった辛辣なコメントが殺到した。

ジェームズは「トランプ大統領は優勝を祝ってくれて、楽しめと言っていた。彼はあの場にいたがっていた」と複雑な心境を吐露。パーマーも「彼が壇上に残っているとは思わなかった。正直少し驚いた」と語った。

引用:GettyimagesKorea
引用:GettyimagesKorea

この決勝が行われた7月14日は、トランプ大統領がペンシルベニア州で遊説中に銃撃された事件からちょうど1年にあたる日でもあった。

スタジアムに登場し右手を掲げたトランプ大統領に対しては、観客席から歓声とブーイングが入り混じる異様な雰囲気に。

ハーフタイム中の『DAZN』のインタビューでは「大統領令で『soccer』を『football』に変えることは可能か?」という質問に、「簡単な話じゃないが、できるかもしれない」と笑いを交えて回答。史上最高の選手としてはペレの名を挙げた。

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