
ベトナム・ハノイにあるフォトブースで、韓国人女性らが現地のベトナム人女性に暴言や暴行を加えるという事件が発生した。
15日(現地時間)ベトナムメディア「VNS」は、ハノイ当局が南トゥーリエム区にあるセルフ写真スタジオで、ベトナム人女性が2人の韓国人女性から暴言と暴行を受けたという通報を受け、調査に乗り出したと報じた。
この事件は、被害者とみられる女性がSNSに映像と事件当時の状況を説明する投稿をしたことで、現地で大きな注目を集めた。
投稿によると、事件は7月11日夜、南トゥーリエム区のある写真スタジオで発生した。ベトナム人女性とその友人は事前に写真撮影を予約し、料金も支払っていたが、そのとき韓国人女性2人が大声を上げながら「撮影時間が過ぎたなら出ていけ」と催促してきたという。
さらに投稿では、韓国人女性のうち1人が突然、被害者の友人を殴り、髪を引っ張るなどして、拳や足で繰り返し暴行を加えたと主張しており、投稿者自身もそれを止めようとしたところ、身体的な暴力を振るうと脅されたと訴えている。
VNSは「警察は2人の韓国人女性の身元をまだ確認できていないが、映像の検証や目撃者からの証言収集を進めている」と報じた。また「暴行を受けた被害者は、その後、頭痛や吐き気、精神的な苦痛を訴えている」という内容も伝えた。
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