アメリカの著名な女優であるエレン・デジェネレスさんが、トランプ大統領の影響を受けてイギリスに移住したと明かし、話題を呼んでいる。

7月20日(現地時間)、BBCによれば、デジェネレスさんはイギリスのチェルトナムの劇場で、タレントのリチャード・ベイコンさんとのインタビュー中に、トランプ大統領の影響で移住したとの報道の信憑性について問われ、「その通りです」と答えたとのことだ。
当初、デジェネレスさんはパートナーのポーシャ・デ・ロッシさんと共に、年のうち数ヶ月を過ごすための別荘としてイギリスに家を購入するつもりだったという。
しかし、「選挙の前日にここに到着し、翌朝目覚めると、友人たちから涙の絵文字付きのメッセージがたくさん届いていた」と語り、「その時、彼(トランプ大統領)が当選したと悟り、ここに住むべきだと判断した」と述べた。
デジェネレスさんがイギリスへ移住してから、公の場に姿を現したのはこの日が初めてであり、イギリスでの生活が以前よりも格段に良くなったことを明かした。
さらに、「動物の扱い方や人々の礼儀正しい振る舞いなど、ここでのすべてが以前より素晴らしい」と語り、「自分を偽らずにいられる場所、そして、誰もが違いを認め合える社会に身を置きたい」とも述べました。
同性愛者でもあるデジェネレスさんは、最近アメリカで同性婚を合法化した連邦最高裁判所の決定を覆そうとする動きが起きていることに懸念を表明した。
また、デジェネレスさんは2022年、スタッフへの「パワーハラスメント」疑惑が浮上し、19年間続けていた自身の名を冠したトークショーを終了した。この件に関して彼女は「私はかなりストレートに物を言うことがあるが、そういった話は全て『クリックベイト』のような主張に過ぎない」と述べ、「今後の行動は極めて慎重に決めていくつもり」と付け加えた。
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