
キム・ハソンがクレイトン・カーショウに続き、LAドジャースのエース山本由伸からも快音を響かせた。
4日(日本時間)、米フロリダ州タンパのジョージ・M・スタインブレナー・フィールドで行われたドジャース戦に5番・二塁で先発出場し、3打数1安打1四球。シーズン打率は.205から.214に上昇した。
復帰戦となった2日の試合ではカーショウから安打を放ったが、翌3日は4打数無安打、2三振と沈黙。そしてこの日、山本との対戦で2回は二ゴロ、4回は見逃し三振と抑え込まれたが、6回2死で迎えた第3打席、カウント2-0から148キロのカッターを左前に運び、意地の一打を記録した。9回にはブレイク・トレイネンから四球を選び、マルチ出塁も達成した。
試合は山本とタンパベイ先発ジョー・ボイルの投手戦で5回まで無得点。均衡を破ったのはドジャースで、6回にフレディ・フリーマンの安打とアンディ・パヘスの適時打で1点を先制。7回には大谷翔平の安打と盗塁、ベッツとのダブルスチールからフリーマンの一打で追加点を挙げ、2-0とした。9回にもベッツの犠牲フライで3点目を加えた。

山本は5回2/3を5安打6奪三振、無失点の好投で今季10勝目(7敗)をマーク。6回のキム・ハソンの安打を最後に降板し、継投はベシアが締めた。タンパベイは9回にキム・ハソンの四球で反撃のきっかけをつかんだが、後続が倒れ無得点。3-0で完封負けを喫した。
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