
LAドジャース専門メディア『ドジャースウェイ』が、チームの最近の不振に痛烈な一撃を加えた。どれだけ大谷翔平が奮闘しても勝てない現状に「エンジェルスのようだ」と切り捨てた。
ドジャースは7日(日本時間)、本拠ドジャースタジアムで行われたカーディナルス戦に3-5で逆転負け。4回まで3-1とリードしながら、6回に追いつかれ、8回に逆転、9回にはダメ押しを許した。トレード期限直前の補強が薄かったとの批判が渦巻く中、ブルペンがまたしても崩れた。
この日は大谷が投打で存在感を見せただけに、落胆は大きい。先発マウンドでは4回2安打8奪三振1失点。打ってはシーズン39号2ランを放ち、3打数1安打1四球2打点と結果を残した。それでも勝利には届かなかった。
7回まで3-2とリードを守っていたが、8回に登板したアレックス・ベシアが1イニング2失点で逆転を許すと、トレードで加わったばかりのブロック・スチュワートも9回に1失点。反撃の芽は完全に潰された。
『ドジャースウェイ』は「エンジェルスが悲劇的なチームと言われるのは、大谷を抱えながらもポストシーズンに進めず、西地区3位にも届かなかったからだ。6回無失点&本塁打でも負け続けた。その姿を、7日のドジャースに見た」と痛烈に指摘。さらに「スチュワートは加入時こそ期待を抱かせたが、防御率6.75では補強の意味がない」と断じた。
記事は「ドジャースはエンジェルスではないが、この試合で期限までに解決できなかった弱点が露呈した」と結んだ。ドジャースは8日時点で66勝49敗、勝率0.574で西地区首位だが、好調パドレスに2ゲーム差まで迫られている。一方のエンジェルスは55勝60敗で西地区4位に沈んでいる。
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