メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【謎現象】南極上空に“不気味な穴”が10個出現!NASAが捉えた直径13km「カルマン渦」の正体とは

梶原圭介 アクセス  

宇宙から見下ろした南極上空で、巨大な穴が複数捉えられ、注目を集めている。科学専門メディア「ライブサイエンス(Live Science)」は12日(現地時間)、インド洋のハード島上空の雲に現れた約10個の黒い斑点に焦点を当てた記事を報じた。

引用:NASA・Landsat・Jeff Schmaltz・MODIS
引用:NASA・Landsat・Jeff Schmaltz・MODIS

2016年に撮影されたこの写真は、南極大陸から北へ約1,500km離れた南インド洋の無人火山島「ハード島」上空で捉えられた渦の様子を映している。雲に覆われたこの島の面積は約368km²とされる。黒い斑点は、大気中の雲の渦によって生じたものである。他の雲の渦とは異なり、これらの斑点は明確な形状を持ち、かなり歪んでいるため、特に目を引く。

米航空宇宙局(NASA)地球観測所によると、これらの黒い斑点の平均幅は約13kmで、移動距離が長くなるにつれサイズが徐々に小さくなる傾向が観察されたという。最初に捉えられた時点では、島の北東方向へ移動していた。

この回転する黒い穴は「カルマン渦(von Kármán vortices)」として知られる現象である。これは、流体が丸い物体の周囲を流れる際に発生する規則的な渦であり、風が陸地に衝突して空気の流れが妨げられることにより、回転方向が交互に現れる二重渦を形成する際に生じる。

米海洋大気庁(NOAA)によると、この現象は最初に発見したハンガリー系米国人の物理学者、セオドア・フォン・カルマン氏(Theodore von Kármán)にちなんで名付けられたという。

引用:NASA・Terra
引用:NASA・Terra

この渦はハード島中心部にそびえる標高2,700mの活火山「モーソン・ピーク」によって生成されたが、渦の気流は中間部でほぼ90度曲がっているように見える。NASA地球観測所によれば、この方向転換は地域で吹く時速80km以上の強い西風によって引き起こされた可能性が高いという。

一般的にカルマン渦から生じる雲は、一方向に移動する細長く薄い雲の軌跡を示すが、今回の現象では、薄い雲の跡ではなく、雲の中に鮮明な穴が密集して現れている。ライブサイエンスによると、これは地域の異常に厚い雲層が原因であり、この雲層は回転する渦の中心部でのみ乱れることが可能であるという。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「40歳年下の妻との初夜で何が起きたのか」結婚式の翌朝、75歳男性が突然死
  • 「離陸20分後、乗客が突然パスポートを食べ始めた」ロンドン行き旅客機が大混乱の末“パリへ”緊急回航!
  • 「山羊の肉だと思い食べたのに」...猫を屠殺し、“偽装販売”した50代男を逮捕!
  • 川辺の丸太にカメラを置いただけなのに…そこに映ったのは“自然の神秘”そのものだった
  • 浴槽で“充電スマホ”に触れ感電死…夫「メーカーの警告不足だ」
  • 「口内炎だと思って放置したら」…30歳女性、舌の半分を失う悲劇に!軽視してはいけない“舌の痛み”とは?

こんな記事も読まれています

  • アウディ、新型「A4 e-tron」で電動セダン市場へ本格参入…2028年に登場予定
  • BMWが70万円の「走らないBMW」を発表…ノイエ・クラッセのデザインが電動パドルボードに!
  • フォード「マスタングRTRスペック5」登場…870馬力でGTD超え、50台限定“究極のポニーカー”誕生
  • フォードCEO、Apple「CarPlay Ultra」に警鐘…「車両制御までAppleに渡すのか?」
  • 「AIが設計した怪物」3Dプリント製ハイパーカー『ジンガー21C』、5日間で5つの記録を塗り替える
  • 「24時間で家を建てる!?」オーストラリア製クモ型ロボットが登場…“月の土”で月面基地建設に挑む
  • 「あと少し腕が長ければ!」兄に挑んだ子猫、胸ぐらをつかまれ1秒でダウン…小さすぎて切ない弟の物語
  • 「朝 vs 晩」毎日のシャワー、いつ浴びるのが体にいい?科学が教える“おすすめの入浴時間”!

こんな記事も読まれています

  • アウディ、新型「A4 e-tron」で電動セダン市場へ本格参入…2028年に登場予定
  • BMWが70万円の「走らないBMW」を発表…ノイエ・クラッセのデザインが電動パドルボードに!
  • フォード「マスタングRTRスペック5」登場…870馬力でGTD超え、50台限定“究極のポニーカー”誕生
  • フォードCEO、Apple「CarPlay Ultra」に警鐘…「車両制御までAppleに渡すのか?」
  • 「AIが設計した怪物」3Dプリント製ハイパーカー『ジンガー21C』、5日間で5つの記録を塗り替える
  • 「24時間で家を建てる!?」オーストラリア製クモ型ロボットが登場…“月の土”で月面基地建設に挑む
  • 「あと少し腕が長ければ!」兄に挑んだ子猫、胸ぐらをつかまれ1秒でダウン…小さすぎて切ない弟の物語
  • 「朝 vs 晩」毎日のシャワー、いつ浴びるのが体にいい?科学が教える“おすすめの入浴時間”!

おすすめニュース

  • 1
    「やはり血は争えない」2mの長身と“この魅力”で女子を翻弄!トランプ家のプリンス・バロン、人気爆発中

    ニュース 

  • 2
    BMWが70万円の「走らないBMW」を発表…ノイエ・クラッセのデザインが電動パドルボードに!

    フォトニュース 

  • 3
    「ここだよ!見て見て」父の手作り壁で無邪気に遊ぶ愛犬ロッキー、“幸せ”ってこんなに単純だったんだ

    フォトニュース 

  • 4
    フォード「マスタングRTRスペック5」登場…870馬力でGTD超え、50台限定“究極のポニーカー”誕生

    フォトニュース 

  • 5
    カナダ研究チーム「ミネラルウォーターは人体に毒」...専門家が警告する“静かな毒”の正体とは

    ヒント 

話題

  • 1
    フォードCEO、Apple「CarPlay Ultra」に警鐘…「車両制御までAppleに渡すのか?」

    モビリティー 

  • 2
    元F1ドライバーのリカルド、愛車ヴァルキリーを出品!走行160km・総額19万ドル超の特注ハイパーカーが競売へ

    フォトニュース 

  • 3
    【君の名は】道端で倒れていた“子犬”を保護したら…病院で明らかになった「驚きの正体」!

    フォトニュース 

  • 4
    赤ちゃんの健康を守る「最強パートナー」は犬?喘息リスク“半減”の驚きの研究

    ライフスタイル 

  • 5
    「犬と一緒に育つと喘息リスクが半減?」――従来の常識を覆す研究結果に衝撃

    ライフスタイル