33.5 C
Tokyo
2025年08月27日水曜日
ホームトレンド「永遠の秘密はない」避妊薬の決済失敗で不倫が発覚、中国男性が薬局に責任を押し付け炎上

「永遠の秘密はない」避妊薬の決済失敗で不倫が発覚、中国男性が薬局に責任を押し付け炎上

不倫発覚の男性、薬局に責任転嫁し物議

中国で、避妊薬の決済に失敗したことをきっかけに不倫が発覚し、その責任を薬局側に押し付けた男性の行為が波紋を広げている。

香港の英字紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)』は23日、A氏が広東省陽江市内(カントンしょう・ヨウコウし)の薬局で、妻に内緒で経口避妊薬を購入しようとしたと報じた。

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません

A氏は自身のモバイル決済コードで支払いを試みたが、システムエラーにより15.8元(約3,000円)の決済が処理されなかった。このため、薬局スタッフがA氏の会員カードに登録された連絡先に未払い分の支払いを求めて電話をかけたところ、A氏本人ではなく妻につながり、事態は思わぬ方向へ発展した。

妻が「夫は何を購入したのか」と尋ねると、スタッフは業務上の対応として「避妊薬」と回答。この一言でA氏の不倫が暴かれることになった。

男性の抗議と法的論争

A氏はSNSに「薬局のせいで二つの家庭が壊れた」と書き込み、薬局に責任を押し付けた。さらに、購入した薬の領収書やスタッフと妻の会話記録、12日に広東省陽江市公安局高新支局管轄の平岡派出所(中国の地方警察の派出所)に通報した記録を公開し、自らの正当性を訴えた。

これに対し、中国の弁護士は「A氏の不倫こそが家庭崩壊の主因であり、自らの行動に責任を負うべきだ」と指摘。そのうえで「薬局がプライバシーを侵害したと認められれば法的責任が生じる可能性もある」と付け加えた。

弁護士はさらに、「A氏が法的措置を取るには、薬局側の情報開示と婚姻破綻との因果関係を立証する十分な証拠が必要だ」と説明。「現状ではスタッフの電話は情報漏洩を意図したものではなく、業務上の正当な行為とみられるため、A氏が権利侵害を主張するのは極めて難しい」との見方を示した。

この事件は中国のSNS上で大きな論争を呼び、多くのネットユーザーがA氏の行動を批判している。あるユーザーは「自分は正しいと信じているなんて滑稽だ。家庭を壊したのは彼の不倫であり、スタッフに責任はない」と厳しく非難した。

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません

別のネットユーザーは「妻を欺き、あまりにケチで避妊具を自分で買うこともできず、妻の薬局会員カードを使った結果、不倫が露見したのに、店のせいにするとは。冗談であってほしい」とコメントし、A氏の責任転嫁を厳しく批判した。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

モバイルバージョンを終了