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2025年08月29日金曜日
ホームライフスタイル【気候変動と老化】猛暑が老化を早める 2年間の曝露で生物学的年齢が最大12日進むと判明

【気候変動と老化】猛暑が老化を早める 2年間の曝露で生物学的年齢が最大12日進むと判明

引用:ニューシス
引用:ニューシス

猛暑が老化を早めるという研究結果が明らかになった。

ニューヨーク・タイムズが現地時間25日に報道した内容によると、香港大学の環境疫学者のグオ・ツイ(郭翠)教授率いる研究チームは最近、学術誌『ネイチャー・クライメート・チェンジ』に掲載された論文で、猛暑に長期間さらされた人々に老化促進の兆候が見られることを明らかにしたという。

研究チームは2008年から2022年の間、台湾の成人約2万4,000名のデータを分析。健康診断結果(炎症、コレステロール、臓器機能、血圧など)を基に生物学的年齢を算出し、実年齢との差から「老化速度」を評価し、さらに診断前2年間の猛暑曝露履歴(猛暑日の累積温度、発生回数、持続期間)も考慮した。

その結果、極端な高温に2年間さらされると、生物学的老化が8〜12日進むことが分かった。

累積猛暑曝露が多いほど老化は急速に進み、特に農村部の住民や肉体労働者、エアコンの普及率が低い地域の住民で、その影響が顕著に現れた。

グオ教授は「このように、一見小さな数字にも重要な意味がある」と述べ、「調査は2年間の猛暑曝露に基づいたものだが、実際の猛暑は数十年にわたって続いている」と指摘した。

猛暑がどのように老化を早めるのかは完全には解明されていないが、研究者らは、高温がDNAの損傷やミトコンドリア機能の低下を招き、細胞の老化を加速させる可能性があると説明した。

今回の結果について専門家たちは、単なる短期間の猛暑による健康リスクを超え、気候変動が人体の老化に直接影響を及ぼす可能性を示していると指摘。ある研究者は「極端な気温上昇が人体そのものを根本的に変えている」とし、「将来的に、高齢社会へ深刻な影響を及ぼす可能性がある」と警鐘を鳴らした。

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