
韓国のトップ俳優たちがNetflix作品で1話あたり3億〜5億ウォン(約3億1,890万〜5億3,150万円)の出演料を受け取っているとされるなか、人気俳優・山田孝之がNetflixに対し、出演料の引き上げを公開の場で訴えた。
山田は今月4日、東京で行われた「Netflix 10周年クリエイターズ・スポットライト」に出席。壇上で「日本の俳優も少しは出演料を上げてもらえたら。今日はCEOもいらっしゃるので、直接お伝えします」と発言した。
オリコンニュースによれば、山田は「他の映画と比べればNetflixの出演料は良い方だ」としつつも、「日本の俳優は依然としてCMなど企業広告に頼らざるを得ない面がある。俳優として培った演技力、本業だけで十分に収入を得られるべきだ」と強調した。
日本のテレビドラマ制作費の現状では、Netflixオリジナルシリーズの主演俳優のギャラは1話あたり約1,000万円とされる。韓国のトップ俳優と比べると少なくて3〜4倍、多い場合は10倍近い格差があるという。
山田孝之は1999年、日本テレビ系ドラマ『サイコメトラーEIJI2』で俳優デビュー。映画『クローズZERO』で演じた芹沢多摩雄役で日本国外にも名を知られている。
なお、山田は10月17日に公開されるNetflixオリジナル映画『グッド・ニュース』(監督:ピョン・ソンヒョン)で初めて韓国作品に出演する予定だ。
コメント0