
東京都が少子化対策の一環として婚活支援のために開発したマッチングアプリの運用開始から1年で約300組のカップルが誕生したことが明らかになった。
国内メディアによると、昨年9月から東京都が運営を開始したAIマッチングシステム『TOKYOふたりSTORY』は1年間で約2万5,000人が登録し、約300組のカップルが誕生したという。
そのうち、現在交際中のカップルは216組、結婚に至ったカップルは80組だという。
このアプリは、東京都在住の18歳以上の男女を対象とし、身長、最終学歴、職業、出身地などの個人情報の登録と公開が必要であり、登録費用として1万1,000円かかる。
アプリは登録者の個人情報や価値観に基づいてAIが相性診断を行い、相手を紹介する仕組みだ。
都の関係者は「行政が運営しているという安心感と信頼感が、これまで結婚相手探しを躊躇していた人達を後押しするきっかけとなった」と評価している。
東京都は今後、アプリに加えて様々なテーマのパーティーも企画する予定だという。
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