店舗側「従業員が初出勤日に不衛生行為 動画も同日撮影」
警察に連行され行政拘留処分に
中国のミルクティー店で従業員が食材を不衛生に扱う動画をSNSに投稿し逮捕された。
重慶YVの9月18日の報道によると、広東省深圳市(シンセン)のミルクティー店従業員が、自身のスリッパをトッピング容器に入れ、素手でカップに移す様子を撮影し、SNSに投稿したと報じられた。

動画は急速に拡散した。深圳市市場監督管理局は店舗が龍華区(ロンホア区)にあると特定し捜査を開始した。店舗側が警察に通報し従業員は現行犯逮捕された。
店舗側によると、「従業員は16日に採用され、17日の初出勤日に不衛生な行為を行った。動画も同日に撮影された」と説明した。
店舗は問題の飲料販売を中止し、調理器具を廃棄した。自主的に営業を停止し、是正措置を講じた。従業員は現在、行政拘留中とされる。

2月には中国最大手の火鍋チェーン、ハイディラオ(海底撈火鍋)の上海店舗で類似の事件が発生した。10代の2人が店内で靴のまま卓上に上がり鍋に排尿する様子をSNSに投稿し波紋を呼んだ。
ハイディラオは衛生問題の拡大を受け、店内のすべての鍋と食器を交換した。2月24日から3月8日までの来店客4,109人に食事代を全額返金し、さらに10倍の補償金を支払うことを決定した。
この事件に関し上海市黄浦区裁判所は9月12日、未成年の監督義務を怠った親の責任を指摘し両親に対しハイディラオへ22万元(約468万4,270円)の賠償を命じる判決を下した。













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