
韓国で数年にわたり地下鉄内で女性の身体を不法に撮影したとして、40代の男が起訴された。捜査中も犯行を繰り返していたことが確認された。
27日、蔚山(ウルサン)地方検察庁は、地下鉄を移動しながら女性の身体を不法に撮影した疑いで、40代のA被告を拘束し、起訴したと発表した。
A被告は、2019年5月から先月にかけて釜山(プサン)の地下鉄駅で、女性の特定の身体部位を計1,295回にわたりスマートフォンで隠し撮りした疑いが持たれている。特に、警察に拘束され、検察で取り調べを受けていた期間中も、今年5月以降から最近にかけて265回にわたり同様の行為を続けていたとされる。また、検察の取り調べ前には、スマートフォンのデータ削除アプリを使用し、不法撮影の証拠を消去していた。
過去にも地下鉄での不法撮影行為により、罰金刑1回と執行猶予付き懲役刑2回を受けていたにもかかわらず、衝動を抑えられずに再犯したことが調査で明らかになった。
検察関係者は「被告の交通カードの利用履歴などを分析し、犯行を特定した」と述べ、「さらなる被害を防ぐために拘束した」と説明した。













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