
ロシアで5歳の少女が、生後わずか21日の妹を4階の窓から投げ落とし死亡させるという衝撃的な事件が起きた。
29日、デイリー・メールなど海外メディアによると、この事件はロシア・タタールスタン共和国のある家庭で発生し、新生児がコンクリートの地面に落下し、現場で死亡が確認された。
警察の調べによると、5歳の少女は家に一人で残された状態で、生まれたばかりの妹を抱き上げて窓辺に近づき、4階(約12メートル)の高さから投げ落としたという。救急隊が駆けつけたが、赤ちゃんはすでに息絶えていた。
事件当時、父親は出勤中、母親は短時間の外出中だったとされる。
目撃者は「4階の窓から少女の叫び声が聞こえ、外を見ると赤ちゃんが地面に倒れていた」と話している。
現地メディアは「姉が妹の存在に嫉妬して犯行に及んだ可能性がある」と報じた。
タタールスタン州ゼレノドリスク地区の責任者ミハイル・アファナシエフ氏は、「亡くなった赤ちゃんの家族に哀悼の意を表する」としたうえで、「子どもを家に一人で残さないよう、保護者の細心の注意が必要だ」と呼びかけた。
警察は、母親が子どもだけを家に残した経緯など、児童放置の疑いについて捜査を進めている。














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