メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「命を懸けて痩せろ!」“50キロ減でポルシェ”ダイエット企画に批判殺到

望月博樹 アクセス  

「3か月で50キロ減量すればポルシェ贈呈」──中国の極限ダイエット企画に波紋
「3か月で50キロ減量すればポルシェをプレゼント」
ジム経営者所有の2020年式中古車、価格は1千万円台半ばか
専門家「短期間の急激な減量は極めて危険」と警鐘

3か月以内に50キロの減量に成功すればポルシェを贈呈するという、中国のジムによる破格のイベントが公開され、ネット上で大きな話題となっている。

引用:ニューシス
引用:ニューシス

30日(現地時間)、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストなどによると、中国山東省濱州市にあるジムは今月23日、オンライン上で「減量チャレンジ」の実施を発表した。

注目を集めたのは、その達成者に与えられる景品だった。ジム側は「3か月以内に50キロ減量した人には、ポルシェ・パナメーラを進呈する」と告知した。

ただし、新車ではなくジム経営者が以前に使用していた2020年式の中古車である。サウスチャイナ・モーニング・ポストによれば、ポルシェ・パナメーラの最新モデルは中国で約110万元(約2,400万円)とされ、中古車でも1千万円台半ばに相当するとみられている。

ジムのフィットネスコーチである王氏は「虚偽広告ではない」と強調し、「30人で募集を締め切る予定で、現時点で8人が申し込んでいる」と説明した。

チャレンジは非公開で行われ、参加者は登録料として1万元(約20万円)を支払う。3か月間の集中トレーニング、宿泊、1日3食の食事が費用に含まれるという。ただし、詳細なプログラム内容はまだ明らかにされていない。

イベントが注目を集める一方で、専門家からは懸念の声も上がった。現地のある医師は「短期間で急激に体重を減らすと、臓器に負担がかかり、命に関わる危険もある」と指摘し、「減量は脳や筋肉、脂肪、臓器が新しいエネルギーバランスに順応できるよう、段階的に進める必要がある」と警鐘を鳴らした。

中国では現金や高額商品を報酬とするダイエット企画がたびたび話題になる。

9月には、中国のあるIT企業が毎年開催している「100万元ダイエットチャレンジ」が注目を集めた。100万元は日本円で約2,000万円にあたる。

企業側は「従業員が運動とバランスの取れた食事で健康的な生活習慣を身につけることを目的としている」と説明し、全社員が参加でき、体重を0.5キロ減らすごとに500元(約1万円)の賞金が支給される仕組みだ。

今年は社員のシエ・ヤーチーさんが90日間で20キロの減量に成功し、2万元(約40万円)を受け取って「ダイエットチャンピオン」となった。

この企業は2022年以降、これまでに7回のチャレンジを実施し、総額200万元(約4,300万円)を賞金として支給している。昨年は99人の社員が参加し、合計950キロを減量、総額100万元を分配した。

罰則規定も設けられており、減量後に体重が再び増えた場合、0.5キロごとに800元(約1万7,000円)を支払うルールがある。ただし、実際に罰金を科された社員はこれまでいないという。

こうしたイベントは、中国政府が進める肥満対策政策とも関連している。

国家衛生健康委員会を中心とする16の政府機関は6月、「体重管理の年(2024〜2026)」計画を発表し、科学的な運動指導と肥満抑制を柱とする政策を推進している。

同委員会が示した「体重管理指導原則」によると、現在の傾向が続けば2030年には中国成人の過体重・肥満率が70.5%、青少年では31.8%に達する見通しだ。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 【FIFA大炎上】W杯チケット前大会の5倍・100万円…「庶民裏切り」が現実に
  • 【中国人ジェスチャー】「10回考える」前に投稿した結果がこれ…ミス・フィンランド、即終了
  • 亡き母の霊を慰めた結果…中国で息子も同じウイルス感染
  • 「飢えた飼い犬が2歳女児を殺害」...米で起きた最悪の家庭内悲劇!両親に“第1級殺人”容疑
  • 「ここまでしないと服も買えないのか」中国で拡散する女性の“土下座動画”が突きつけた現実
  • 「母に監視されている」と信じ殺害、妄想に同調したAIチャットの影

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 【映画が現実に】巨匠ロブ・ライナー監督夫妻、次男に刺殺される!“薬物依存”の苦悩が悲劇に
  • 「銃撃犯を素手で制圧!」銃を奪った英雄は警官ではなく、果物売る“ムスリム市民”
  • 【火に油】ミス・フィンランド、“つり目投稿”で王冠剥奪→政治家たちが同ポーズ拡散で自爆炎上!
  • 「お父さん、私を売らないで!」手放されると悟った犬、最後の“涙の懇願”が男の決断を変えた

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 【映画が現実に】巨匠ロブ・ライナー監督夫妻、次男に刺殺される!“薬物依存”の苦悩が悲劇に
  • 「銃撃犯を素手で制圧!」銃を奪った英雄は警官ではなく、果物売る“ムスリム市民”
  • 【火に油】ミス・フィンランド、“つり目投稿”で王冠剥奪→政治家たちが同ポーズ拡散で自爆炎上!
  • 「お父さん、私を売らないで!」手放されると悟った犬、最後の“涙の懇願”が男の決断を変えた

おすすめニュース

  • 1
    「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた

    フォトニュース 

  • 2
    テスラモデル3、崖下にそのまま落とした!極限状況でどこまで耐えられるのか

    フォトニュース 

  • 3
    【衝撃】IS、シリア政府を狙った攻撃を遂行!

    ニュース 

  • 4
    「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗

    フォトニュース 

  • 5
    「射程1万3,000km、マッハ20超」...米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”

    エンタメ 

  • 2
    交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

    エンタメ 

  • 3
    「虚偽・中傷・セクハラは犯罪」THE BLACKLABEL、悪質コメントに“和解なし”の強硬対応を宣言

    エンタメ 

  • 4
    飲酒事故で服役中の歌手キム・ホジュン、突然浮上した“舞台復帰説”に事務所が即否定

    エンタメ 

  • 5
    31公演で130万枚、興収1億8,570万ドル Stray Kidsが打ち立てた記録…11会場でK-POPアーティスト初公演

    エンタメ