
日本最高の観覧車が落雷を受けて停止し、乗客数十名が約9時間にわたり孤立した。25日、読売新聞の報道によると、この日の午後5時45分頃、大阪府吹田市の大型複合施設「EXPOCITY」にある観覧車「OSAKA WHEEL」が落雷の影響で停止する事故が発生したという。
これにより、10代から30代の乗客約20名がゴンドラに閉じ込められた。運営会社は停電後まもなく電力を復旧したが、落雷により機器の制御システムが故障し、救助に時間を要した。

事故発生直後、約40名のスタッフが手動で観覧車を回転させ、ゴンドラを1台ずつ地上に降ろした。時間がかかるため、最終的に消防に通報し、はしご車などを動員した救助活動が行われた。
事故発生から約9時間後の午前3時頃、最後の乗客まで全員の救助に成功した。一部の乗客が低体温症を訴えたが、生命に危険のある負傷者はいなかったと報じられている。事故が発生したOSAKA WHEELは、翌日まで運行が中止された。
OSAKA WHEELは高さ123mで、日本最高の観覧車として知られている。一周するのに約18分かかる。ゴンドラの床が透明に設計されており、高所から大阪の街を一望できるため、若者はもちろん、家族連れにも人気が高い。













コメント0