テキサスでピットブル攻撃により23歳女子大生が死亡
母親「普段からよく世話をしていた犬たち」

米国テキサス州で20代女子大生がピットブルテリア(ピットブル)3匹に攻撃され死亡する事故が発生し、警察が調査に乗り出した。
25日(現地時間)「ニューヨーク・ポスト」など海外メディアによると、テキサス大学に在学中のマディソン・ライリー氏(23)は、21日午後4時頃、テキサス州スミス郡タイラーの住宅の裏庭で死亡しているのが発見された。彼女は当時、3匹のピットブルの世話をするドッグシッティングをしていたとされる。
目撃者の通報を受けて出動した警察が裏庭に到着した際、犬たちは攻撃的な態度を示した。警察が近づくと、犬のうち1匹が突進し、警察は制止のために発砲して1匹を射殺した。残りの2匹は逃走した。警察は急いで被害者を救助したが、ライリーはすぐに死亡したという。警察官は軽傷を負った。
ライリーは大学で早期児童教育を専攻しており、卒業まであと6ヶ月だった。家族によると、彼女は子供を愛し、責任感を持って世話をする温かい性格だったという。ライリーは以前にも事故のあった家でその家の子供たちの世話をしたことがあり、犬の世話も問題ないと考えていたようだ。
ライリーの母親は「犬たちは普段は娘を好んで従っていたので、安心して世話をさせていた」と述べ、悲しみを露わにした。

今回の事故は動物管理当局と地域社会に大きな衝撃を与えた。米国の現地メディアは「単なるペットシッターだった女子学生が、なぜこのような悲劇に遭わなければならなかったのか」と問い、犬の飼い主の責任や飼い犬の危険性についての社会的議論を促した。
警察は犬の飼い主に責任を問えるかどうか、法的措置の検討をしているという。













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