
タイ・バンコクのあるオフィスのトイレに設置された便器の水タンク内から、新生児が生きたまま発見されるという衝撃的な事件が起きた。
英「デイリーメール」は、5日(現地時間)バンコクのあるオフィスビルを清掃していた清掃員が、トイレの便器の水タンクの中で泣いている女児の新生児を発見し、警察に通報したと伝えた。
新生児何も身に着けておらず、水が半分ほど張られたタンクの中に閉じ込められており、皮膚は水に濡れて蒼白な状態だった。
通報を受けて現場に駆けつけた警察は、水タンクから救出し、シリントーン病院へ搬送した。検査の結果、新生児の体重は約2.7キロで、外傷はなかった。
クリチャダー・サイコン警部補は「新生児は生後1日も経っていない状態で、生まれてすぐに水タンクへ移されたとみられる」とし、「周辺には両親と思われる人物は確認されなかった」と説明した。
警察は監視カメラ(CCTV)の映像を確保し、建物およびトイレを出入りした人物の捜査を進めている。
新生児を遺棄した者は、タイ刑法306条に基づく遺棄罪で起訴される可能性があり、最大3年の禁錮刑および6,000バーツ(約2万9,149円)の罰金が科される可能性がある。













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