農心（ノンシ厶）の「辛ラーメン」が日本の人気ラーメントップ10に名を連ねた。「トップ10」に入った唯一の韓国ラーメンである。辛ラーメンが日本の人気ランキング上位に名を連ねたことで、農心が日本市場で強固な地位を築いていると見られる。日本の外食企業との協力を基に、辛ラーメンのマーケティングを展開し続け、その努力が成果に現れたと分析されている。
12日、日本のリサーチメディア「ねとらぼリサーチ」によると、農心の辛ラーメンは日本のラーメン人気ランキング10位を獲得したとのことだ。トップ10に名を連ねたラーメンの中で、韓国ラーメンは辛ラーメンのみであった。「ラーメンの日」（7月11日）を記念して行われたアンケート結果を基に、このランキングが決定された。
農心の辛ラーメンは、しっかりとした辛さが感じられるラーメンという点で好評を得ている。消費者が卵、ねぎ、スンドゥブ、アサリ、ホルモン、キムチなど、様々な具材を利用して好みに合わせて調理できる点も強みとされている。
オンライン上では、「辛ラーメンは辛いスープが魅力的だ。キャベツ、豚肉など自分の好きな具材を入れるのが好きだ」、「キムチ、玉ねぎ、キノコなどの具材を入れるとより深いスープの味を楽しむことができ、豚肉ともよく合う」といった消費者の意見が次々と寄せられている。
農心が辛ラーメンのアレンジしやすい点を集中的に宣伝したことが効果を発揮したと評価されている。農心は、日本の外食企業と協力し、様々な辛ラーメンベースのコラボメニューを発表し、消費者の口を魅了するために力を注いでいる。昨年4月には、日本の焼肉専門店「ふうふう亭」と協力して、辛ラーメン炒め麺を活用した辛い肉まぜそば、辛ラーメンと旬の食材を組み合わせた春キャベツの海鮮辛ラーメンなど、2種類のコラボメニューをローンチした。
また、今年3月には、日本の長野県にある「竜王マウンテンリゾート」内の「ソラテラスカフェ」で、「雪山トマト辛ラーメンキムチ」を発表した。辛ラーメンキムチにトマトペースト、オリーブオイル、生ハムなどを加えて味を引き立てたメニューである。
辛ラーメンシリーズ商品が日本で高い評価を受け続けており、農心の事業成長に弾みを付けることが予想される。農心の辛ラーメン激辛カップは、昨年10月にねとらぼリサーチが発表した日本の辛いラーメン人気ランキングで1位を獲得した。
農心は今年日本で第1四半期に約28億円の売上を記録した。前年同期比8.9％増となった。農心は、辛ラーメンシリーズ商品を中心に販売量が増加した影響だと説明した。
一方、今回のランキング1位は「サッポロ一番味噌ラーメン」が獲得した。次いで、ハウス食品の「うまかっちゃん」が2位、マルちゃんの「マルちゃん正麺」が3位、明星食品の「チャルメラ」が4位、明星食品の「中華三昧」が5位となり、「トップ5」に名を連ねた。日清食品の「出前一丁」が6位、「ラ王」が7位、「チキンラーメン」が8位、エースコックの「ワンタンメン」が9位となった。
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