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「霊力」を装い、2年間未成年を支配した占い師の狂気…歪んだ支配と性加害に検察「極めて悪質」

有馬侑之介 アクセス  

引用:depositphotos
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高校3年生の学生を相手に2年間ガスライティング(心理的虐待の一種)を行い、犬の排泄物や生ゴミを食べさせるなどの残虐な犯罪を犯した20代のシャーマンに対し、韓国検察が控訴審で懲役10年を求刑した。

検察は今月22日、ソウル南部地裁刑事控訴2-3部(チャン・ソンフン裁判官、ウ・グァンジェ裁判官、キム・ジスク裁判官)の審理で開かれた裁判で、特別傷害、強要、恐喝、強制わいせつなどの容疑で起訴されたパク被告(23歳)に対し「原審を破棄し、検察の原審求刑(懲役10年)と同様の判決を求める」と要請した。

検察によると、パク被告は2021年、当時高校3年生だった被害者A氏(22・男性)に霊的能力があるかのように装って接近し、A氏が成人した翌年8月に同居を要求して共に暮らすようになったという。

その後、パク被告は約8か月間A氏と同居しながら、脅迫や暴行を繰り返した。A氏を家族や知人から遠ざからせたパク被告はA氏に凶器、モップ、熱いワックスなどで自傷行為を強要し、生ゴミや犬の糞尿を食べさせた。

さらに、コンビニなど公共の場で何度もセクハラした。検察の調査によると、パク被告はA氏をこのような方法で2年間にわたりガスライティングしていたことが明らかになった。

これに対し、第一審裁判所は昨年11月29日、パク被告に懲役7年の判決を言い渡し、性暴力治療プログラム40時間の受講を命じた。

第一審で懲役10年を求刑していた検察は「被告人は長期間にわたり被害者にガスライティングを行い、多数の犯罪を犯しており、その罪質は極めて悪質だ」とし、「被害者は被告人の供託金などの受け取りを拒否し、被告人への厳罰を求める嘆願書を提出した」と述べた。

一方、弁護側は「被告人の行為は常識を逸脱しており非難されるべきだが、初犯で深く反省しており、まだ20代前半という若さを考慮すると、懲役7年はかなり重い」とし、「社会の安寧と社会復帰を考慮しても、長期服役だけが解決策ではない」と減刑を訴えた。

さらに「被告人は第一審で被害者側が希望する金額を用意できず和解に至らなかったが、その半額を供託した」とし、「控訴審では被告人が父親の援助を得て再度和解に向けて努力する予定だ」と述べた。

控訴審の判決言い渡しは6月24日午後2時に予定されている。

有馬侑之介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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