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「君は完璧…殺すしかなかった」女子学生を惨殺した17歳少年、死者に宛てた「歪んだラブレター」公開で遺族怒り爆発!

織田昌大 アクセス  

女子学生殺害事件の加害者、被害者に宛てた手紙が公開され波紋

昨年のクリスマスに慶尚南道(キョンサンナムド)・泗川(サチョン)で、同年代の女子学生を残忍に殺害した容疑で起訴された10代のイ被告の被害者に宛てた手紙が公開され、波紋を広げている。

今月10日に放送された韓国SBS番組「それが知りたい」では、イ被告が拘置所内で書いたとされる手紙の内容が公開された。

手紙は3ページにわたり、「君に伝えたかったこと」と題されており、そこには犯行への反省や罪悪感よりも、被害者A氏への歪んだ憧れや執着が綴られていた。

手紙には「君の声なら鼓膜が破れても構わない」、「君の髪留めはどんな高級時計よりも価値がある」、「『完璧とは何か?』、君がそのすべてを体現していた」といった内容が書かれていた。

また「君は狂おしいほど完璧なのに、それに比べて僕は最悪だ」と自嘲的な言葉も記されていた。

 

引用:YouTube@sbstruth
引用:YouTube@sbstruth

 

さらに衝撃的だったのは、イ被告が被害者の死について幻想的に描写していた点である。

「君が亡くなった後の12月28日に君が夢に現れた。『なぜ僕を殺したの?』と責めるのではなく、夢の中で君は笑っていた。僕を見て喜び、隣に座る僕を抱きしめて明るく笑っていた」と記されていた。

さらに「その瞬間は本当に幸せだった。いつかまた君とくだらない話をしながら笑える日が来たら、それ以上の幸せはない。ごめんね」とも綴っていた。

 

引用:YouTube@sbstruth
引用:YouTube@sbstruth

 

イ被告は以前から外見への強いコンプレックスを抱いていたという。

高校時代の同級生によれば、「イ被告はコロナ禍以降もマスクを外さず、帽子を深くかぶっていた」と証言。

イ被告の母親は「中学3年生以降、顔にニキビができ始め、外見をひどく気にするようになった」と明かした。

次第に登校も困難になり、イ被告は高校入学から2ヶ月で中退した。

イ被告の母親は「息子は1年以上、昼間に外出することなく、人に顔を見られるのを嫌がった。自己嫌悪が激しく、顔を消し去りたいと言って1日4時間も顔を洗い、『僕は汚い』と言っていた」と振り返った。

また、イ被告の母親は息子の部屋で自分の顔だけを切り取った写真を見つけたとし、「まさか息子がこのような行為に及ぶとは思わなかった」と謝罪した。

ソウォン大学相談心理学科のキム・テギョン教授は「イ被告は身体醜形障害(BDD)を抱えていた可能性があり、それに伴う妄想的思考が犯行に結びついたと考えられる」と指摘。

「被害者という『完璧な存在』と関わることで、自分も完璧な存在になれるという幻想を抱いていたのではないか」と分析した。

イ被告の異常な執着が犯行の動機とされている。

昨年9月、被害者が異性の友人に告白されたという話を耳にし、「何て言われたんだ?」、「お前が断らないと収まらないのに、何をぐずぐずしているんだ」といった言葉を口にするなど、強い不快感を示していたという。

トングク大学警察行政学部のチョ・ウンギョン教授は「加害者は、被害者が自分を愛していない、他の人を愛しているかもしれないという不安を抱えていた。だがその恐怖に一人で対処できず、唯一の解決策が殺害だと考えたのだろう」とし、「極めて矛盾しているが、加害者にとっては完璧な論理だったのかもしれない」と述べた。

綿密に準備された計画的殺人、少年法の最高刑が言い渡される

イ被告は2023年12月25日午後8時50分頃、慶尚南道泗川市のアパート前で、事前に準備していた凶器を使い、女子高校生A氏を殺害した罪で起訴された。

検察および裁判所によると、イ被告は2020年頃、オープンチャットを通じてA氏と知り合い、恋愛感情を抱くようになったという。

その後、2023年4月頃A氏に恋人ができたと誤解し、「自分のものにならないなら殺した方がましだ」と考え、犯行を決意。

約8か月間にわたり凶器やガソリン、ライターなどを購入し準備したうえで、「渡したい物がある」と言ってA氏を呼び出し、犯行に及んだ。

今月1日、昌原(チャンウォン)地裁晋州(ジンジュ)支部刑事1部(キム・ギドン部長判事)は、イ被告に懲役20年および位置追跡電子装置の装着20年を命じた。

現行法上、特定凶悪犯罪を犯した18歳未満の少年には、最長で20年の有期懲役が科される。犯行当時17歳だったイ被告には、少年法の上限である法定最高刑が言い渡された。

裁判所は「本件は衝動的な暴力ではなく、長期間にわたり綿密に準備された計画的殺人であり、その責任は極めて重大である」とし、「生命に直結する部位に対し複数回凶器を振るうなど、手口も非常に残虐。加害者の犯行によって一人娘を失った被害者遺族の悲しみ、苦痛、怒り、心の傷は到底計り知れない」と述べた。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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