
福岡県内の鉄道駅のホームで電車を待っていた女子高校生の太ももに突然口をつけた疑いで、ネパール国籍の30代の男が警察に逮捕された。
今月30日、テレビ西日本は、福岡県警が前日に福岡県筑紫野市に住むネパール国籍の自称料理人、ブサル・オム・プラカス被告(37)を不同意わいせつの疑いで逮捕したと伝えた。
ブサル被告は29日の午後7時50分頃、福岡県筑後市のJR筑後船小屋駅のホームにあるベンチで電車を待っていた女子高校生の隣に座り、突然彼女の太ももを舐めた疑いが持たれている。
事件直後、女子高生は驚いて容疑者から距離を取り、すぐに母親に電話で被害を伝えた。母親は「娘が駅で不審な男に体を触られたと訴えた」とされている。
被告は電車に乗車したあとも、再び女子高生の隣に座ろうとしたが、彼女は別の車両に避難し、再度母親に連絡。母親はこの経緯も警察に伝えた。
通報を受けた警察は、次の駅であるJR久留米駅で女子高生が乗った電車を待ち、彼女の証言に一致する特徴の男を車内で発見し、現行犯で逮捕した。
ブサル被告は警察の取り調べで、「日本語が分からない」と述べ、容疑を否認しているとみられる。
警察は、駅ホームに設置された防犯カメラの映像などをもとに、事件の詳しい経緯を調べる方針だ。
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