
ブラジルのガソリンスタンドで、喫煙していた男性がマッチを落としたことをきっかけに、瞬時に火災が発生した。
12日(現地時間)英国メディア『ザ・サン』によると、3日、ブラジル北東部マラニョン州チモン市のガソリンスタンドで、屋外カフェスペースにいた男性が喫煙中にマッチを落とし、周囲が炎に包まれたと報じた。
この様子は近くの防犯カメラが記録していた。当時、男性と仲間は給油ポンプ横の屋外カフェで飲み物を楽しんでいたが、男性が吸っていたタバコ用のマッチを床に落とした直後、火花が給油機にまで広がり、炎が一気に立ち上った。急速に燃え広がる火に驚いた仲間たちは慌てて逃げ出した。

火は給油中のトラック運転手のすぐそばまで迫り、現場は一時騒然となった。
現地消防当局によれば、この屋外カフェスペースはガソリンスタンドの火災予防計画の対象区域ではなかったという。
しかし、従業員がすぐに消火器で初期消火を行い、ケガ人は出なかった。
また、トラック運転手が給油を始める前、従業員が安全確保のため車両から離れるよう事前に案内していたことも、人的被害を防いだ要因とみられている。
当局は今回の事故を受け、ガソリンスタンドの安全管理体制全般について調査を開始した。













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