米軍ベネズエラ近くカリブ海配備、単なる圧力の意味を超える

ドナルド・トランプ米大統領が米国代表団とウラジーミル・プーチンロシア大統領の会談について「かなり良い対話だった」とAP通信が3日(現地時間)報じた。
トランプ大統領はこの日ワシントンD.C.ホワイトハウスで開かれた記者会見で「ロシアがどう出てくるか見守る必要がある。具体的な会談内容は話せないが、確かなのはプーチン大統領が戦争を終わらせたがっているということだ」と述べ、「我々が受けた印象はロシアが終戦を強く望んでいるということだ」と語った。
前日スティーブ・ウィトコフ中東特使とジャレッド・クシュナー(トランプ大統領の義理の息子)はモスクワでプーチン大統領と5時間にわたって会談した後、帰国した。会談でプーチン大統領はウクライナのドンバス(ドネツク・ルハンシク)全体譲歩とウクライナ軍の兵力制限、米国と欧州の占領地公式認定などを強く要求したとされる。
一方ベネズエラ問題についてトランプ大統領は「我々は米軍の戦力をベネズエラ近くカリブ海に大規模に配備した。これは単なる軍事的圧力ではなく、より大きな意味がある」とし、「米軍は麻薬犯罪組織を排除するためにあらゆる手段を動員する」と再度警告した。彼は先月30日ベネズエラの領空を閉鎖し、ベネズエラ本土に米軍を投入する可能性があると述べたことがある。
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