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忙しい朝でも「たった一手間」で健康効果アップ!キャベツとブロッコリーが注目される理由、最新研究で明らかに

有馬侑之介 アクセス  

朝のキャベツとブロッコリー摂取で得られる健康効果とは

引用:Getty Images
引用:Getty Images

朝食の献立に悩む人は多い。キャベツとブロッコリーを前日のうちに洗って切っておけば、忙しい朝でも手軽に健康的な一品を用意できる。食物繊維が豊富で便秘解消や大腸の健康維持に効果があり、ビタミンUは空腹時の胃粘膜を保護する。ゆで卵を添えればタンパク質も補給できる。キャベツとブロッコリーの健康効果を詳しく見ていこう。

大腸がん患者の増加傾向、食物繊維摂取の重要性が明らかに

最近、国際学術誌「Nature Metabolism」に注目の研究結果が掲載された。ブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科野菜、豆類、ナッツ類、アボカドなど食物繊維が豊富な食品の摂取が、がんと闘う力を高めることが判明した。米スタンフォード大の研究チームによると、食物繊維の消化過程で生成される短鎖脂肪酸が遺伝子に作用し、抗がん効果をもたらすという。食物繊維はがん予防に有効だが、米国では推奨量以上を摂取している人は1割に満たないのが現状だ。

肉食と食物繊維の関係、野菜を組み合わせる重要性

この研究結果は従来の知見とも一致する。野菜、果物、海藻類、雑穀に含まれる食物繊維は、肉の摂取で増加する体内の中性脂肪を抑制し、大腸の健康維持に寄与する。韓国国立がん情報センターは、大腸がん予防のため、赤身肉などの動物性脂肪を摂取する際は食物繊維が豊富な食品を併せて摂取するよう提言している。玉ねぎやサニーレタスなどの野菜には、焼肉による発がん物質を低減させる効果も確認されている。大腸がんは米国、韓国ともにがん罹患者数の上位を占め、急増傾向にある。

キャベツの継続的な朝食摂取で期待できる効果

キャベツには食物繊維に加え、血管疾患の予防に効果的なスルフォラファンが含まれる。これは血栓形成を抑制し、血管閉塞のリスクを下げる働きがある。またビタミンUには胃酸や刺激物質から胃壁を保護する効果があり、ビタミンKは胃粘膜の再生を促進する。ビタミンUはタンパク質と脂肪の代謝を助け、肝臓でのタンパク質合成を支援する。さらに肝臓に蓄積した脂肪の処理を促し、脂肪肝の予防・管理に有効とされる(国立農業科学院調べ)。キャベツの栄養素は加熱により失われやすいため、前日に切り分けておき、生食することが推奨される。

低カロリー食品としてのブロッコリー、血圧調整から便秘解消まで

ブロッコリーは100グラムあたり28キロカロリーと低カロリーで、ダイエット向きの食材である。低カロリー・低脂肪でありながら満腹感が得られ、便秘解消や大腸がん予防に効果的だ。ビタミンC含有量は98ミリグラムとレモンの約2倍で、2~3房で1日の必要量を確保できる。ベータカロテンなどの抗酸化ビタミンや鉄分も豊富に含まれている。また、カリウムが豊富で血圧低下作用も期待できる。ただし、腎臓病患者は摂取量に注意が必要である。

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