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「訪日韓国人の玄関口」福岡空港が90秒に1機離着陸の限界突破 1,600億円の第2滑走路も焼け石に水か

荒巻俊 アクセス  

「東京や大阪ではない」…日本で最も混雑する空港、90秒に1機が離着陸

第2滑走路が開設されるも、混雑状態は続くとの予測

引用:Shutterstock

福岡空港は21日、第2滑走路の運用を開始した。韓国人が多く訪れる旅行先として知られ、「最も混雑する空港」として知られている福岡空港だが、滑走路の追加によって混雑が解消される可能性は低いとの指摘もある。滑走路間の間隔が狭いため、実質的な離着陸能力の拡大には限界があるということだ。

日本経済新聞によると、今年1月、羽田発の全日本空輸(ANA)便が福岡空港上空で約30分間旋回し、夜10時30分頃に着陸したという。この便は、当初の予定時刻よりも1時間以上遅れて到着した。

福岡空港では、混雑による遅延が頻発し、出発を待つ航空機が滑走路に並ぶことや、到着便が上空で旋回しながら着陸許可を待つ事態が多い。空港の収容能力の不足や夜間の飛行禁止規制が混雑の要因とされている。

九州地域では、釜山(プサン)や仁川(インチョン)など韓国からの航空便が集中しており、日本政府観光局(JNTO)によると、昨年の訪日外国人数は過去最多の3,687万人に達し、そのうち韓国人は前年比26.7%増の882万人と最も多かった。福岡は、大阪・東京と並んで韓国人観光客が多く訪れる代表的な都市の一つだ。

福岡空港、90秒ごとに1機離着陸…約1,600億円投じた第2滑走路開設も「効果は限られる」

引用:Shutterstock

国土交通省によると、2023年の福岡空港の年間総離着陸回数は9万2,543回で、東京羽田空港(23万5,882回)、成田空港(11万384回)に次いで国内3位となった。福岡空港は滑走路が1本しかないため、滑走路当たりの離着陸頻度が最も高く、平均90秒ごとに1機が発着している。

これに関し、福岡空港事務所の関係者は、「離着陸間隔の調整は非常に難しい」と苦悩を呈した。

現在、福岡空港は滑走路が1本のみで、夜10時から午前7時まで夜間飛行が禁止されており、遅れが生じると規制前に便が集中し、混雑が発生する。この問題を解決するため、政府は2015年から総額1,643億円を投じて第2滑走路の建設を進め、10年余りを経て今月21日に運用が開始された。

しかし、既存の滑走路との間隔はわずか210メートルしかなく、同時運用が不可能なため、第2滑走路による追加の離着陸枠は1時間当たり2便にとどまる。名称に比べ、その活用度は限られている。

かつては福岡市郊外に24時間運用可能な新空港を建設する案も浮上したが、1兆円を超える費用が問題となり、最終的に既存空港内の滑走路追加案に転換された。

離着陸需要は、外国人観光客の急増により当時政府の推計した予測値をすでに大幅に上回っている。

福岡空港の運営側は日経新聞に対し、「国内外の航空会社の求める離着陸数は現在の20%以上多い」とし、現行のシステムでは増え続ける需要に対応できないと強調した。

荒巻俊
CP-2022-0278@fastviewkorea.com

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