メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「2度のリコールも無意味?」フェラーリのブレーキ欠陥が引き起こす集団訴訟と長期化する争い

山田雅彦 アクセス  

フェラーリのブレーキ欠陥が報告
2度のリコールでも修理できず
集団訴訟は長期化へ

引用:Sforza
引用:Sforza

フェラーリがブレーキシステムに関する問題で法的トラブルに巻き込まれている。しかも、2度のリコールを実施したにもかかわらず問題が解決しなかったことが衝撃を与えている。米ニュージャージー州では488 GTBのオーナーが自宅前の池に車が転落した事故をきっかけに、フェラーリを相手取って損害賠償を求める訴訟を起こした。この訴訟は現在、7人のフェラーリオーナーが参加する集団訴訟に発展している。

この問題は単なる部品の欠陥にとどまらず、フェラーリブランドの信頼性そのものを揺るがす事態に発展する可能性がある。特に、イタリアの高級スーパーカーブランドであるフェラーリの車両価格が非常に高額であるにもかかわらず、繰り返し行われたリコールでも解決されなかったブレーキシステムの問題が明るみに出たことにより、グローバル市場におけるブランドイメージの低下は避けられないと見られている。

引用:インスタグラム @Bigboysstl
引用:インスタグラム @Bigboysstl

ブレーキオイルの漏れから
池への転落

問題が発生したのはフェラーリ488 GTBだ。原告であるジェフリー・ローズ氏は、中古でこの車を購入した約1年後に「ブレーキオイル不足」の警告灯が点灯したと報告している。彼は慎重に運転し自宅へ帰ったものの、ブレーキが正常に作動せず、最終的に車は自宅の庭を横切り、池に滑り落ちてしまった。急いで車から脱出したものの、深刻な事態に見舞われた。

この訴訟に参加している他の6人のオーナーも同様の問題を経験したと主張しており、彼らによると、フェラーリはリザーバーキャップの欠陥に対して2度のリコールを実施したにもかかわらず、ブレーキマスターシリンダーとブースター間のシール部分からの液漏れ問題は解決されていないという。

フェラーリ側はリザーバーキャップの交換と関連ソフトウェアのアップデートによって問題を解決したと主張している。しかし原告側は、これらの措置は一時的な対応に過ぎず、根本的な部品交換が必要だと反論している。

引用:インスタグラム @Bigboysstl
引用:インスタグラム @Bigboysstl

フェラーリの名声に打撃
訴訟の長期化は必至

今回の訴訟は単なる技術的な欠陥を超え、フェラーリのブランドイメージに深刻な打撃を与える可能性があると指摘されている。フェラーリはこれまでに、米国市場で1万台以上の車両をリコールしたことがあり、その対象には458イタリア、488 GTB、F12ベルリネッタ、ラ・フェラーリなどの主要フラッグシップモデルも含まれている。

最大の争点はフェラーリがブレーキシステムの中核となるマスターシリンダーを交換すべきだったかどうかだ。原告側はリザーバーキャップの交換だけでは安全性を保証できず、問題が繰り返し発生していることがその証拠だと主張している。裁判所はこれまでに一部の請求を却下したが、原告側には修正後に再提出する機会が与えられており、新たな訴状が提出されている。一部の項目については裁判所が受理し、本格的な審理に入る見通しとなっている。

専門家らはこの訴訟が最終的な結論に至るまでに数年を要する可能性があり、リコールや追加対応の有無が結果を大きく左右すると見ている。フェラーリという名車でさえ、ブレーキシステムに関する問題を抱えていることは、自動車の安全性がどのブランドにとっても最も重要であることを改めて示している。

山田雅彦
CP-2023-0065@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[モビリティー] ランキング

  • トヨタ「米国だけが救いだ」欧州で韓国に敗北、EV遅延が招く“覇権逆流”
  • 「中国製EVはスパイ装置か」世界の軍が警戒強化、イスラエルと英国で相次ぐ異常事態
  • 禁断のSUV計画が再燃か、ブガッティが“最後の牙”を研ぎ始めた
  • 「ドイツの巨人もついに中国に依存か!」VWが開発30%短縮を選んだ理由、欧州工場では大規模削減へ
  • テスラで止まらぬ“CarPlay渇望”、オーナー21%が次の車に強く要求する理由
  • 日産がまた減産へ、中国衝突の余波で“主力ライン停止寸前”不安高まる

こんな記事も読まれています

  • 「世界が二度見した」ロレックスを“ホイール化”したロールスロイス、宝石商の狂気の発想
  • 【総点検】三角板から救急箱まで“ないと死ぬ”5装備、プロが最後に残した結論
  • 「エンジン車とは別世界」EVユーザーが最初に理解すべき“根本の違い”
  • 「100円で守れる冬の視界」知らなければ事故も…ワイパー不調の“真犯人”
  • 「世界が二度見した」ロレックスを“ホイール化”したロールスロイス、宝石商の狂気の発想
  • 捨てられたと信じた2か月、家族を見た瞬間に“世界が戻った”保護犬カウの号泣再会
  • 「助けに来たよ」小さな声で寒さに震える子犬を抱きしめた少女…雪道1.6kmの“涙の決断”
  • 体重が落ち始める果物、ブルーベリーが“脂肪細胞を止める”瞬間

こんな記事も読まれています

  • 「世界が二度見した」ロレックスを“ホイール化”したロールスロイス、宝石商の狂気の発想
  • 【総点検】三角板から救急箱まで“ないと死ぬ”5装備、プロが最後に残した結論
  • 「エンジン車とは別世界」EVユーザーが最初に理解すべき“根本の違い”
  • 「100円で守れる冬の視界」知らなければ事故も…ワイパー不調の“真犯人”
  • 「世界が二度見した」ロレックスを“ホイール化”したロールスロイス、宝石商の狂気の発想
  • 捨てられたと信じた2か月、家族を見た瞬間に“世界が戻った”保護犬カウの号泣再会
  • 「助けに来たよ」小さな声で寒さに震える子犬を抱きしめた少女…雪道1.6kmの“涙の決断”
  • 体重が落ち始める果物、ブルーベリーが“脂肪細胞を止める”瞬間

おすすめニュース

  • 1
    NYの高級店で“性を条件に無料要求”偽インフルエンサーの異常手口

    気になる 

  • 2
    「老化は二段階で崩れる」44歳と60歳に現れる“危険な断層”

    健康 

  • 3
    米国40代女性、涙1瓶9万円…濡れた枕カバーまで売れる異常市場

    気になる 

  • 4
    【総点検】三角板から救急箱まで“ないと死ぬ”5装備、プロが最後に残した結論

    フォトニュース 

  • 5
    「母を返す代わりに金を払え」AIアバター広告に怒号、喪失感を商売化する新時代か

    IT・テック 

話題

  • 1
    「エンジン車とは別世界」EVユーザーが最初に理解すべき“根本の違い”

    フォトニュース 

  • 2
    「診療拒否の現実」400万円で巨大化した“世界最大級の唇”、医師が触れられない理由

    気になる 

  • 3
    「100円で守れる冬の視界」知らなければ事故も…ワイパー不調の“真犯人”

    フォトニュース 

  • 4
    「結婚前に契約から!? 」英国若者が愛よりリスク管理を選んだ理由

    気になる 

  • 5
    「彼は私を裏切らない」現実を捨てAI花婿を選んだ女性の決断

    気になる 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]