メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

韓国・超有名店のケーキで「カビ騒動」!専門家「カビは削っても無意味、一口が命取り」と警告する理由とは?

有馬侑之介 アクセス  

カビが生えた食品は少量でも絶対に食べてはいけない。

最近、韓国の大田(デジョン)聖心堂(ソンシンダン)のいちごシルの一部製品でカビが発生し、販売が中止された。

聖心堂は「最近急激に気温が上昇し、いちごの供給が不安定になったことで品質管理が難しくなった」とし、「そのため、顧客満足度と製品の安全性を考慮して、販売を終了することに決めた」と発表した。

カビの生えたいちごケーキ、一口でも食べて大丈夫か?

甘くて華やかな見た目で愛されるいちごケーキ。しかし、不適切な保管方法で長期間が保管すると、すぐにカビが生えることがある。問題なのは、このようなカビの生えたケーキを「少しくらいなら大丈夫だろう」と考えて食べてしまうことがある点だ。果たして、カビが生えたいちごケーキを食べると、私たちの体にどのような影響を及ぼすのだろうか。

カビは、見えている部分だけを取り除いたとしても安全にはならない。多くの場合、カビはすでに食品の内部まで深く根を張っている。特に水分が多いいちごや生クリームは、カビが急速に広がるのに理想的な環境を提供する。そのため、表面に少しカビが見えているだけでも、内部まで汚染が進んでいる可能性が高い。

引用:Daejeon MBC News
引用:Daejeon MBC News

カビは単に食材が腐ることを意味するのではない。特定のカビは「マイコトキシン」という毒素を生成する。マイコトキシンは加熱や冷凍でも分解されることはなく、人間の体内に入ると様々な健康問題を引き起こす可能性がある。特にアフラトキシンやオクラトキシンなどの強力な毒素は、肝機能障害や腎臓疾患、さらにはがんのリスクを引き起こす可能性がある。

カビが生えた食品を摂取した場合、最も一般的な症状は消化器系の問題だ。腹痛、下痢、嘔吐などの急性胃腸障害が現れることがある。また、体質によっては、深刻なアレルギー反応を引き起こすこともある。蕁麻疹や呼吸困難、最悪の場合、アナフィラキシーショックに至る場合もある。免疫力の低い子どもや高齢者、妊婦、慢性疾患を抱えている人々にとっては、特に危険性が高い。

カビを摂取した後、症状が軽ければ自然に回復することが多い。しかし、腹痛や下痢が数日続いたり、高熱や脱水症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診する必要がある。特に嘔吐がひどく、水分を摂取するのが難しい場合は、速やかな治療が求められる。カビの毒素は肝臓や腎臓に負担をかけることがあるため、症状が収まった後も、一定期間は健康状態を慎重に観察することが重要だ。

引用:Daejeon MBC News
引用:Daejeon MBC News

いちごケーキのような生鮮食材が多く含まれた製品は、購入後早めに消費することが基本だ。生クリームや果物は保存期間が短く、常温に長時間置いておくと傷みやすい。特に夏のように気温が高い時期には、数時間だけ常温に放置しても細菌やカビが急速に増殖する可能性がある。ケーキを保存する際は、必ず冷蔵し、消費期限や製造日を確認する習慣をつけることが大切だ。

カビを防ぐためには、食材を扱う際の清潔を保つことが重要だ。手をよく洗い、汚れた調理器具を使わないようにする。すでにカビが生えてしまった食品は、もったいないと思っても無理に食べず、廃棄するのが最も賢明だ。少しだけカビを取り除いて食べることは決して安全ではなく、かえって健康を害することがある。

専門家は、カビの生えた食品について「一口でも食べてはいけない」と強く警告している。カビの種類や毒性は肉眼では判断できないため、安易に食べて大丈夫だと考えるべきではない。特にいちごのように水分が多く、柔らかい果物はカビが内部まで浸透しやすく、より注意が必要だ。

引用:Daejeon MBC News
引用:Daejeon MBC News

万が一カビが生えたいちごケーキを食べて異常が現れなかった場合でも、一定期間、体調を慎重に観察することが望ましい。体内に微量の毒素が蓄積されると、時間が経過するにつれて健康に問題を引き起こす可能性があるからだ。腹痛や嘔吐、下痢に加えて、疲労感や食欲不振といった症状が続く場合は、医療機関で診察を受けることが望ましい。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[健康] ランキング

  • 「1歳早いだけで危険度上昇」 子どもスマホの隠れたリスク、最新研究が突きつけた現実
  • 「カルシウムが届かない」専門家が警鐘、ホットチョコの糖分が骨を崩す
  • 「食べていなくても太りやすい体に?」胎児期“ベーコン臭曝露”が将来の肥満を誘発
  • 「愛情キスが命を奪うことがある」2歳女児の急変、専門家の警告にSNS騒然
  • 体重が落ち始める果物、ブルーベリーが“脂肪細胞を止める”瞬間
  • 「肩が壊れ始める瞬間」長年の悪姿勢が招く関節変形の衝撃実態

こんな記事も読まれています

  • 「マツダ2、静かな反撃」大改編なしで販売線図が動く、1.5Lが生んだ“逆転シナリオ”
  • ホンダ「反撃の狼煙」米国EV市場でRSXが逆襲へ
  • レクサスとトヨタ、韓国での売上高が急増中!一方、ホンダの現状は?
  • 「これじゃ本当に買えない!」ドイツの検査でテスラが”最多欠陥1・2位”を独占
  • 帰国できないロシア人モデル、“風紀違反”処分の裏で何が起きているのか
  • 「カルシウムが届かない」専門家が警鐘、ホットチョコの糖分が骨を崩す
  • 「起動を許すな」英国で浮上した“強制アルコール検知”の現実味
  • 「マツダ2、静かな反撃」大改編なしで販売線図が動く、1.5Lが生んだ“逆転シナリオ”

こんな記事も読まれています

  • 「マツダ2、静かな反撃」大改編なしで販売線図が動く、1.5Lが生んだ“逆転シナリオ”
  • ホンダ「反撃の狼煙」米国EV市場でRSXが逆襲へ
  • レクサスとトヨタ、韓国での売上高が急増中!一方、ホンダの現状は?
  • 「これじゃ本当に買えない!」ドイツの検査でテスラが”最多欠陥1・2位”を独占
  • 帰国できないロシア人モデル、“風紀違反”処分の裏で何が起きているのか
  • 「カルシウムが届かない」専門家が警鐘、ホットチョコの糖分が骨を崩す
  • 「起動を許すな」英国で浮上した“強制アルコール検知”の現実味
  • 「マツダ2、静かな反撃」大改編なしで販売線図が動く、1.5Lが生んだ“逆転シナリオ”

おすすめニュース

  • 1
    「集団で犯す」と脅した富豪、CAを追い詰めた8時間

    気になる 

  • 2
    刑務所が“宴会場”に?インド中央刑務所で受刑者パーティー流出、VIP特権とISIS関与が波紋

    国際・政治 

  • 3
    人類が作った最後の生命?制御不能の機械生物が砂浜を歩き出した

    気になる 

  • 4
    NYの高級店で“性を条件に無料要求”偽インフルエンサーの異常手口

    気になる 

  • 5
    米国40代女性、涙1瓶9万円…濡れた枕カバーまで売れる異常市場

    気になる 

話題

  • 1
    【総点検】三角板から救急箱まで“ないと死ぬ”5装備、プロが最後に残した結論

    フォトニュース 

  • 2
    「母を返す代わりに金を払え」AIアバター広告に怒号、喪失感を商売化する新時代か

    IT・テック 

  • 3
    「エンジン車とは別世界」EVユーザーが最初に理解すべき“根本の違い”

    フォトニュース 

  • 4
    「診療拒否の現実」400万円で巨大化した“世界最大級の唇”、医師が触れられない理由

    気になる 

  • 5
    「100円で守れる冬の視界」知らなければ事故も…ワイパー不調の“真犯人”

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]