
オーストラリアの20代女性が恋人のオンライン成人コンテンツの決済記録を偶然目撃し、その結果別れることとなったという事件が、オンライン上で「デジタル不倫」の境界を巡る熱論を呼び起こし、世界的な話題となった。
現地時間11日、オーストラリアのAUニュースやイギリスのインディペンデントなど海外メディアによると、20歳のオーストラリア人女性マディ・ミラー氏は、彼氏がオンリーファンズで成人コンテンツを閲覧している場面を偶然目撃し、別れを決意したという。ミラー氏は、オンリーファンズの画面に映っていた女性が彼女の知人だったことに、さらに大きなショックを受けたという。
ミラー氏は「これは恋人間の信頼を著しく損なう行為だ」と述べ、「私は彼の友人たちにヌード写真を要求するようなことは絶対しない。だから彼の行動は裏切り行為だ」と語った。
さらに彼女は「彼は最初、『友達が送ってきたリンクを、そのようなサイトだと知らずにクリックしただけだ』と言い訳したが、メールの履歴を調べると、彼が複数女性のアカウントに対し、意図的に購読料を支払っていた明白な証拠が見つかった」と失望感を露わにした。
ミラー氏だけがこのような考えを持っているわけではない。オーストラリア人を対象に実施された調査「グレート・オージー・ディベート(The Great Aussie Debate)」によると、5万4,000人の回答者のうち61.3%が、これを「明らかな不倫」と考えていることが分かった。
残りの42%は「状況による」と回答し、これを正常と考える回答者はわずか8%にとどまった。
この話題について、SNSのレディットでも議論が展開された。あるユーザーは「妻がいても、適度なレベルであれば成人コンテンツの視聴が問題になるとは思わないが、特定の人物にお金を払うオンリーファンズは明らかに不倫だ」と投稿した。
また別のユーザーは「誰かのヌードを見るためにお金を使ったとすれば、それは不倫だ」と主張。
一方で「妻と話し合ってみたが、単に視聴するだけなら不倫ではないものの、メッセージのやり取りは一線を越える行為だと思う」という意見もあった。