18.2 C
Tokyo
2025年05月15日木曜日
ホームトレンド600年の歴史に黒いスプレーで一撃…ペルー世界遺産"チャンチャン"に描かれた衝撃のチ◯コ

600年の歴史に黒いスプレーで一撃…ペルー世界遺産”チャンチャン”に描かれた衝撃のチ◯コ

引用:SNS
引用:SNS

ペルーのユネスコ世界文化遺産「チャンチャン(Chan Chan)」の600年の歴史を持つ遺跡の壁に、わいせつな落書きが発見され、警察が捜査に乗り出した。

13日、ペルー文化省は声明を発表し、「ラリベルタード地域のチャンチャン遺跡の壁に、何者かが黒いスプレーで男性器の絵を描いた」と述べ、「少なくとも3か所の壁が損傷していることが確認された」と明らかにした。現地当局は「600年以上の歴史を持つ文化遺産に対する重大な冒涜であり、極めて悪質な行為だ」とし、「警察と緊密に連携し、容疑者の特定に全力を挙げている」と付け加えた。SNSには、男性とみられる人物がバッグを背負って落書きする様子を捉えた動画が投稿された。

チャンチャンは、ヨーロッパ文明との接触以前に南米で最大規模で繁栄した都市として知られている。1986年にユネスコ世界遺産に登録されたチャンチャンは、インカ文明の精髄とされるマチュピチュと並び、ペルー政府が長年にわたって遺物の発掘・復元作業を続けている重要な考古学的遺跡である。

ペルー政府は、プレスリリースを通じてチャンチャン遺跡付近の地域で高速道路建設工事などが進行中であることを踏まえ、周辺に大規模な防護フェンスを設置するなど、保護対策を強化する方針を検討していると発表した。

一方、ペルーでは文化財を標的としたヴァンダリズム(公共施設・文化遺産の破壊や損傷行為)が後を絶たない。最近では、インカ文明の遺産の一つとして知られるクスコの12角形の石が、ある男性の無謀な行為により一部が破損する事件が発生した。これを受け、ペルー当局は自国の保存努力を強化すると同時に、他国の遺跡保存技術の導入にも積極的に取り組んでいる。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください