メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

長時間水に濡れた時の「指のシワシワ」、そのナゾが解明!米研究チームが示す驚きのパターン再現性

荒巻俊 アクセス  

引用:Flickr
引用:Flickr

水遊びや入浴の後、指にできるしわが毎回同じ形で現れるという研究結果が発表された。

14日(現地時間)、米科学専門メディア「ライブサイエンス」などによると、ビンガムトン大学生体医学准教授のガイ・ジャーマン氏率いる研究チームが、国際学術誌『Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials(生体材料の機械的挙動ジャーナル)』に当該研究結果を発表した。

長時間水の中にいると指先がしわしわになる現象は、従来、単なる水による皮膚の膨張反応と考えられていた。

しかし実際には、自律神経系の作用によるものと判明した。浸透圧により汗腺から指に水が入ると、神経繊維が低塩分濃度情報を脳に送信し、自律神経系が血管を収縮させる形で反応する。

水による膨張ではなく、血管収縮による体積減少のため、ブドウが干しブドウになるように収縮したという表現が正確だ。

そのため、このしわは神経が損傷している人には現れない。指の神経が血管収縮に必要な情報を伝達できないためだ。

このように、水に触れた際の指のしわの原因についての研究は進んでいたが、しわの形成パターンについては未研究だった。しわを形成する血管が指内で動かないため、毎回同じパターンになると推測されるにとどまっていた。

引用:ビンガムトン大学生体医学准教授のガイ・ジャーマン氏率いる研究チーム
引用:ビンガムトン大学生体医学准教授のガイ・ジャーマン氏率いる研究チーム

ジャーマン氏は、ある学生から「しわは常に同じパターンで形成されるのか」という質問を受け、仮説を直接検証することにした。

研究チームは3名の被験者の手を30分間水に浸し、指先のしわ形成過程を写真に撮り記録した。24時間後、同条件でこの過程を繰り返し、写真を比較分析した。その結果、被験者のしわが同一パターンで現れることを発見した。

研究チームは「これは、人の手が長時間水に浸かった際に生じるしわのパターンが、複数の時点で再現性があり一貫していることを初めて実証した研究だ」とし、「しわの形成方向に有意な関係があり、時間経過後もしわの形状が一貫して維持されることを示している」と述べた。

一方、なぜ水に触れると指にしわができるのかについては、まだ解明されていない。

過去には、水に濡れた時の把持力向上のためにしわが形成されるという研究もあったが、別の研究では指のしわと把持能力や触覚の敏感さに関連がないという結論も出ている。

進化的起源は未確認だが、今回の研究は指のしわの法医学的調査への活用可能性を示唆している。ジャーマン氏は「生体認証と指紋が脳に内蔵されているようなものだ」と述べた。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「ブスだから売上が上がらない!」月400人と“性的な行為”を強要…池袋の男女を逮捕
  • 【訃報】レスリング界の伝説・笹崎勝巳さん、野生グマの襲撃で死亡…引退後に勤めていた温泉で悲劇
  • 嘘のような本当の話!「生きたアリ4匹で牛乳がヨーグルトに...」デンマーク研究チームが実験成功
  • 【NASA報告】火星で“時速160km”の強風確認!想像以上の高速で“有人着陸船”に重大なリスク浮上
  • 「炎が噴き出した」...飛行中にモバイルバッテリー爆発→荷物棚炎上!中国国際航空、上海に緊急着陸
  • 【新潟の衝撃】入浴施設で13歳未満の女児が被害…40歳会社員の男を逮捕、“混浴ルールの在り方”に波紋

こんな記事も読まれています

  • 「英国政府の補助金で量産か!?」…トヨタFT-Me、“太陽で走るEV”が現実に
  • 「その摩耗、タイヤじゃなくて車が悪い!」…整備士が警告する“危険なサイン5選”
  • 「走るためだけに造られた!」…GRカローラ、理屈抜きで“走り”を愛する者たちへ
  • 「この装備でこの価格!?」ルノー傘下ダチアが放つ“コスパ革命”…2026年モデルの衝撃
  • 米自動車業界に「二重の打撃」!アルミ供給停止に加え、半導体輸出中断で「工場停止ドミノ」拡大
  • 「ブスだから売上が上がらない!」月400人と“性的な行為”を強要…池袋の男女を逮捕
  • 「ドルの時代は終わる」…FRB利下げ目前、金とビットコインが“脱ドル資金”を吸収!
  • 「プーチンに説得されたのか?」トランプ、通話直後「占領地はロシア領土」発言で世界騒然!

こんな記事も読まれています

  • 「英国政府の補助金で量産か!?」…トヨタFT-Me、“太陽で走るEV”が現実に
  • 「その摩耗、タイヤじゃなくて車が悪い!」…整備士が警告する“危険なサイン5選”
  • 「走るためだけに造られた!」…GRカローラ、理屈抜きで“走り”を愛する者たちへ
  • 「この装備でこの価格!?」ルノー傘下ダチアが放つ“コスパ革命”…2026年モデルの衝撃
  • 米自動車業界に「二重の打撃」!アルミ供給停止に加え、半導体輸出中断で「工場停止ドミノ」拡大
  • 「ブスだから売上が上がらない!」月400人と“性的な行為”を強要…池袋の男女を逮捕
  • 「ドルの時代は終わる」…FRB利下げ目前、金とビットコインが“脱ドル資金”を吸収!
  • 「プーチンに説得されたのか?」トランプ、通話直後「占領地はロシア領土」発言で世界騒然!

おすすめニュース

  • 1
    【医療革命】セルフ注射できる“抗癌剤”、“経口肥満薬”がFDA承認待ち!

    ニュース 

  • 2
    「中国では100万円安い!?」…世界がざわついた“日本ブランドSUV”の正体とは

    フォトニュース 

  • 3
    3.9秒で駆け抜ける巨体!…ベンツの血統とBYDの技術が融合した「デンザN8L」の衝撃

    フォトニュース 

  • 4
    【価格革命】マツダ「CX-70 PHEV」1万ドル値下げ…トヨタ・ホンダに挑む“コストパフォーマンス逆襲”

    フォトニュース 

  • 5
    「吸えば鈍る、やめれば甦る」…50歳からの禁煙が“脳の未来”を変えるという衝撃の事実

    ライフスタイル 

話題

  • 1
    “動く彫刻”が示す新たなラグジュアリーの形…メルセデス・ベンツ「ビジョン・アイコニック」公開!

    フォトニュース 

  • 2
    【安全ショック】中国EV、ユーロNCAP衝突テストで“3つ星”続出…欧州が突きつけた現実

    フォトニュース 

  • 3
    「サムスン震撼」アップルが放つ“1万円ヒンジの刃”…折りたたみiPhoneが価格の常識を折る!

    IT・テック 

  • 4
    【禁断の家族史】金正恩の母コ・ヨンヒ、その“在日ルーツ”が示す北朝鮮最高権力の影

    ニュース 

  • 5
    「大谷も小心者だったのか…」→ “野球史上最も偉大な試合”で答えた!これがスーパースターの会話術だ

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]