27.5 C
Tokyo
2025年07月01日火曜日
ホームトレンドパリの象徴がぐにゃり?エッフェル塔が夏は20cm膨張、冬は10cm縮小…建築家が語る鋼鉄の“体温反応”

パリの象徴がぐにゃり?エッフェル塔が夏は20cm膨張、冬は10cm縮小…建築家が語る鋼鉄の“体温反応”

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

フランス・パリの象徴であるエッフェル塔が、猛暑の影響で約20cmの変形を起こす可能性があるとの懸念が浮上した。

フランスの日刊紙「ル・パリジャン」の30日(現地時間)の報道によれば、鉄骨構造のエッフェル塔は、日々太陽の動きに応じて様々な角度からわずかに曲がるが、猛暑期間中にはその変形の幅がさらに大きくなる可能性があるという。

フランスの歴史家で建築家のベルトラン・ルモアン氏は、過去のメディアインタビューでエッフェル塔の変形について「太陽にさらされている側が膨張し、日陰になっている側は収縮する」と述べ、「太陽側がより膨張することで塔が曲がる」と説明した。

さらに、「これは感知するのが難しいほど微細で徐々に進行する」とし、夜になると気温が下がり元の位置に戻ると語った。

この現象の原因として熱膨張が挙げられ、圧力が一定の場合、物体の体積は温度の上昇に伴い増加し、温度が下がると減少すると補足した。

特にエッフェル塔は熱に非常に敏感な鋼鉄で作られているため、冬には夏とは逆に最大10cmが縮むことがあると同紙は伝えている。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください