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北朝鮮ドラマに「親の反対を押し切る恋愛」描写…異例の感情演出に若年層取り込み狙う動きか

竹内智子 アクセス  

引用:白鶴原の初春

北朝鮮の新作テレビドラマ『白鶴原の初春』が、これまでにない社会的描写で注目を集めている。『朝鮮中央テレビ』で4月から6月まで放送された全22話のこの作品では、エプロン姿で家族に食事を用意する父親や、親の反対を押し切って恋愛する若者など、従来の北朝鮮作品とは一線を画すシーンが数多く描かれている。

引用:白鶴原の初春

特に目を引くのは、検事のヨンドクと農業研究員ギョンミの恋愛描写だ。彼の母親に結婚を反対されながらも、ヨンドクは「両親を説得する」と情熱的に語り、別れの危機を乗り越えようとする。このような感情の葛藤やロマンス演出は、従来の体制賛美・啓発中心だった北朝鮮ドラマでは極めて珍しい。

引用:白鶴原の初春

背景には、若い世代の視聴者を意識した演出強化があるとみられる。北朝鮮は2020年、韓流映像の視聴に対する厳罰法「反動思想文化排撃法」を施行したが、韓国ドラマやK-POPに親しんだ若者層の好みに応えるように、恋愛要素を盛り込んだ作品の制作が進んでいる。

引用:白鶴原の初春

ただし、ドラマの舞台やテーマは依然として「農村に赴任した幹部が農民を導く」という従来の構図に沿っている。北朝鮮では若年層の結婚忌避や出産回避が進んでおり、離婚や中絶に対する処罰も存在するなど、実際の社会風土との乖離を指摘する声も少なくない。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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