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2025年07月18日金曜日
ホームトレンド「義親を殺すなら2万ドル払うぜ」元日本プロ野球・左腕セラフィニに“第1級殺人”の有罪評決、その動機があまりにも生々しい

「義親を殺すなら2万ドル払うぜ」元日本プロ野球・左腕セラフィニに“第1級殺人”の有罪評決、その動機があまりにも生々しい

引用:ファイナンシャルニュース
引用:ファイナンシャルニュース

元メジャーリーガーで日本プロ野球でも活躍したダン・セラフィニ(51)が、義父を射殺したとして第1級殺人および殺人未遂の罪で有罪評決を受けた。16日(現地時間)、『AP通信』など複数の米メディアが報じた。

裁判はカリフォルニア州プレイサー郡の連邦裁判所で行われ、判決は来月19日に言い渡される予定。最大で仮釈放なしの終身刑が科される可能性があるという。

事件は2021年6月に発生。セラフィニはカリフォルニア州タホ湖近郊にある義父母の自宅に侵入し、銃で義父を殺害、義母にも重傷を負わせたとされる。義母は治療を受けていたが、1年後に死亡した。

検察側は、セラフィニが牧場事業への資金提供をめぐって義父と深刻な対立をしていたことが動機だと主張。2人の間で交わされたメールやテキストメッセージが証拠として提出され、セラフィニが周囲に「義父母を殺せるなら2万ドル(約300万円)支払う」と語っていたことも明らかにされた。

セラフィニは選手時代に1,400万ドル(約20億8,000万円)以上を稼いだが、引退後の投資失敗などで全財産を失っていたことが分かっている。

さらに検察は、セラフィニと不倫関係にあった女を逮捕し、彼女から共犯であるとの自白を引き出した。この女はセラフィニの妻の友人であり、事件前までは家族のベビーシッターとして勤務していた。

弁護側は、防犯カメラに映った容疑者の体格がセラフィニとは異なると主張したが、陪審員には受け入れられなかった。

セラフィニは左腕投手として1996年から2007年までMLBで通算15勝16敗、防御率6.04を記録。2004年から2007年までは日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズでもプレーした。2007年には米国へ戻りコロラド・ロッキーズで復帰を果たしたが、シーズン終了後に薬物検査で陽性反応が出て出場停止処分を受け、最終的にはメキシコリーグを経て現役を引退していた。

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