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2025年08月01日金曜日
ホームニュース「譲歩するくらいなら交渉決裂」カナダ、米35%関税の威圧にも虚構姿勢崩さず!交渉期限目前の攻防戦

「譲歩するくらいなら交渉決裂」カナダ、米35%関税の威圧にも虚構姿勢崩さず!交渉期限目前の攻防戦

引用:globalnews

米国との貿易交渉において、カナダは不利な譲歩を受け入れず、最悪の場合は成果がなくても構わないとの姿勢を示したため、来月1日までに合意が成立する可能性は低くなっている。

22日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ(NYT)やグローブ・アンド・メールなど複数の海外メディアは、カナダのマーク・カーニー 首相が交渉の突破口は見出せず、1日の交渉期限までに妥協に至らない可能性があると報じた。

カーニー首相は、カナダのオンタリオ州ハンツビルで開催された州知事会議において「交渉テーブルに、カナダにとって最良の条件が提示されなければ妥協しない」と述べた。さらに、彼は現在の交渉が複雑であるため、残された時間を最大限に活用すると付け加えた。

米トランプ政権は、来月1日までに貿易交渉が合意に至らなかった場合、カナダ産の輸入品に35%の関税を課す方針だ。米国は既に、カナダ産の鉄鋼とアルミニウムに50%、自動車には25%の関税を課している。

カナダの交渉代表であるドミニク・ルブラン経済担当相は、今週米ワシントンに留まり交渉を続ける予定だ。カーニー首相は、米国と良好な条件で合意に達すれば、長年培ってきた両国間の成功した貿易関係がさらに強固なものになると述べた。

また、カーニー首相は現在、他国との協力関係を拡大していることにも言及し、首相就任以来80か国以上の指導者と接触し、複数の州知事が貿易使節団を率いて海外を訪問している事実を明かした。

今回の会議に先立ち、カーニー首相はカナダが木材、鉄鋼、アルミニウム、自動車などの産業を支援するための交渉を展開し、カナダ内の貿易障壁を解消するとともに、エネルギーなどの大規模プロジェクトの迅速な承認を通じて経済成長を促す方針であることを明らかにした。

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