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【気づかぬうちに死のサイン】瞳孔拡大と頭痛を見逃すな、放置すれば脳卒中で命を落とすことも

荒巻俊 アクセス  

引用:レディット
引用:レディット

イギリスのある女性が、自身の左目の瞳孔が異常に拡大している写真をSNSに投稿したことがきっかけで緊急事態であることが判明し、一命を取り留めるというエピソードが伝えられた。

24日、イギリスのオンラインメディア「ラッドバイブル」によると、Aさんはオンラインコミュニティ「レディット」に「私の目、なぜこんなに大きくなったんだろう?」という内容と共に自身の写真を投稿したという。

写真には、黒のカラーコンタクトを装着しているかのように、瞳孔が異常に拡大している目の様子が収められていた。

Aさんは「今朝突然こうなったのか、それとも以前からだったのに気づかなかったのか分からない」とし「自覚している症状は頭痛だけだが、これは普通なの?」と問いかけた。

午前2時頃に投稿されたAさんの投稿には「すぐに病院へ行くべきだ」「頭痛と瞳孔拡の拡大が同時に現れるのは非常に危険な状態だ」「脳に問題がある可能性がある」といった数百件のコメントが殺到した。

Aさんはそのアドバイスを受けてすぐに救急外来を受診し、MRI(磁気共鳴画像装置)とCT(コンピューター断層撮影)検査を行ったという。そして、約14時間後の午後4時頃「皆さんのおかげで私は今こうして生きています」と感謝の言葉を投稿した。

脳の血栓が視神経を圧迫し、瞳孔拡大

Aさんは「検査の結果、脳内に血栓ができ、それが視神経を圧迫して瞳孔が拡大していたと診断された」とし「血液をサラサラにする薬を処方され、入院することになった」と説明した。

さらに「もし放っておいたら脳卒中で命を落としていたかもしれない」とし「『病院へ行くべきだ』とコメントしてくれた人がいなかったら、私はここにいなかったかもしれない」とも述べた。

Aさんの具体的な病名は明らかにされていないが、専門家らはこのような瞳孔拡大の症状は、脳動脈瘤などの脳血管疾患の兆候である可能性があると指摘している。

光に関係なく瞳孔が拡大している場合は脳に異常の可能性も

瞳孔が異常に拡大した状態は「散瞳」と呼ばれる。通常、瞳孔は暗い場所では光を多く取り込むために大きくなるが、光の刺激に反応せず拡大したままの場合、脳に何らかの異常が生じている可能性が高いという。

散瞳の原因となる重篤な脳疾患としては、脳出血や脳梗塞といった脳卒中が挙げられる。脳卒中により脳圧が上昇し、脳組織が異常に移動すると、瞳孔の収縮を担う動眼神経が圧迫され、一方の瞳孔だけが大きくなる「片側性散瞳」が生じる。この状態は意識障害、呼吸異常、昏睡へと進行する可能性があり、非常に危険で、死亡率も高いといわれている。

医者によると、脳梗塞は詰まった血管の部位により、頭痛、視野障害、半身麻痺、言語障害、意識消失など多様な症状が現れるという。脳への血流が止まると、数時間以内に脳組織が回復不可能なほどの損傷を受けるため、迅速に血栓溶解剤を投与し血流を回復させる必要があるとされている。治療のタイミングが適切であれば、症状はすぐに改善し、数日以内に完全に回復することもあるという。

瞳孔がいつもより大きくなっていると感じ、頭痛やめまいなどの症状を伴っている場合は、必ず医療機関を受診すべきということだ。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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